河童、座敷童、雪女・・・遠野物語の世界へようこそ。
民話の里、遠野を訪ねます。柳田国男が初めて遠野を訪れたのは明治42年。座敷童や河童、神隠し、姥捨てなど、岩手県遠野に伝わる伝承を記録したのが彼の「遠野物語」です。この物語は、当時知識人の間で評判を呼び、日本民俗学の発展に大きな役割を果たすことになりました。神への畏怖と感謝、祖霊への思いなど、日本人の死生観や自然観が凝縮された「遠野物語」。そこには、津波で妻を失った男の物語など、今の東北にも通じる題材も含まれています。今回は井門宗之が「遠野物語」の舞台へ赴き、その空気を感じながら現代にも残る日本人の心の原点
旅人：井門宗之
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