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サードプレイス 和合亮一 開沼博 この震災を語る本当の言葉を探して(菅野クニさん)

和合亮一、開沼博、「この震災を語る本当の言葉を探して」。 詩人、和合亮一さん、社会学者、開沼博さんお二人による インタビューを通して、‘東日本大震災を語る本当の言葉’を 探してまいります。 福島県福島市松川町在住、菅野クニさん。 合同会社ニコニコ菅野農園 代表。 長い間公務員として務めてこられた菅野さんは  農業高校の教師を退職する夫と一緒に 相馬郡飯舘村に「菅野農園」をオープンする 予定でした。農園のメインは飯舘村の山に自生するナツハゼ。 ところが、2011年3月11日、東日本大震災後の福島第一原発事故により、この計画は頓挫。菅野さんは飯舘村から出て行くことを余儀なくされました。 しかし、菅野さんは夢を諦めませんでした。 2013年、念願のニコニコ菅野農園をオープン。 そして今、3月末の一部を除いた避難指示解除を見据え、長期宿泊の制度を 利用しながら福島市と飯舘村を行き来しています。 菅野さんはどうして夢を諦めなかったのか? 飯舘に帰村する日を待ちわびながら思いを巡らすこと、 その眼差しの先にある未来は? “この震災を語る本当の言葉” 菅野クニさんとともに探してまいります。