山歩きの装備で、つい忘れがちなアイテム・・・
こんにちは、アウトドアナビゲーターの渡部郁子です。
今日は山歩きの装備でつい忘れがちなアイテム、サングラスについて。
陽の光や雪による反射から目を守る。
これを怠ると紫外線で目が炎症を起こし、涙と痛みで
大変なことになってしまいます。
気象庁の統計によると、標高が1000m上がるごとに
10〜12%も紫外線量が増えるそうです。
もちろん森林限界を超える標高になってしまうと
隠れる木陰もないので、サングラスが頼りです。
ではどういうサングラスを選ぶのがいいか?
選ぶポイントを挙げるなら、まずはフィット性です。
フレームとレンズが肌に触れすぎず離れすぎず。
試着してここをチェックして下さい。
レンズが肌に近すぎると内側に空気がこもり、レンズが曇ってしまいます。
反対に離れすぎると風を受けてしまう。たくさん試着して自分にフィットする
ものを見つけて下さい。
ついデザインで選んでしまいがちですが、まずはフィット性です。
次のポイントは可視光透過率とレンズの濃さです。
10%台の可視光透過率なら日光も雪の照り返しも大丈夫でしょう。
また、色の濃さは歩く場所によって向き不向きがあります。
樹林帯のトレッキングに濃いレンズでは暗くなってしまいますからね。
あと、ミラー加工されているレンズはまぶしさを軽減してくれるので、
日光を直接受ける場所では効果的です。
また、風の強い稜線や吹雪が予想される山では
サングラスよりもしっかりと装着できるゴーグルを選びましょう。
アウトドアでのサングラス、自分にピッタリのものを見つけておきましょう。