高橋愛と西樹(みんなの経済新聞ネットワーク)がお送りする
「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」
今回は、先月28日に、東京は日本橋にオープンしたアートアクアリウム美術館の現場リポートの模様をお送りしました。
総合プロデューサーの木村英智さんとご一緒しました♪
https://artaquarium.jp/
アートアクアリウムというのは デジタル空間にデザインされた美術館。
2011年から開催していましたが、今年から新たに大型の常設展示にパワーアップして登場しました。
高橋さんがリポートした様子はこちら!
高橋:うわ!めちゃくちゃ綺麗ですね~!不思議な感覚になりますね。癒されます。
和のテイストが入ってますね!ガラスを万華鏡のように見せるとか、違う角度から見てみると
金魚が違うように見えたりとか、ガラスの中にも色んなものがあるのも見どころなんじゃないかな!
浮世絵とか絵を見ている感覚にもなります。まさしく美術館!とにかくファンタジーですね!
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西:とにかくファンタジーって言葉に全部集約されてる気がしますね!
非日常感がある会場なんですね。
高橋:そうなんですよ!このアートアクアリウム美術館なんですが、2階には
カフェスペースがあるんですけども、なんと能舞台があるんですよ!
西:能舞台!
高橋:ここで何かできるんじゃないかなと思うぐらい!
そして天井にも秘密があるんですよ。能舞台の前でアートアクアリウム美術館・総合プロデューサーの木村英智さんに
お話しをお伺いしました。
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高橋:早速お伺いしたいんですけども、アートアクアリウム美術館をオープンしたキッカケを
教えてくださいますか?
木村:元々、アートアクアリウムは日本橋で毎年夏の風物詩として夏の期間だけの展示として、
そして日本中、春夏秋冬かかわらず色んな所で開催されていると思うんですけども、
美術館として常設展をオープンしたキッカケは、やはり東京オリンピックだったんですよね。
東京オリンピックが開催されて世界中の方が日本にお越しになって、日本を楽しんでもらう知ってもらう
そういった施設として作ったのが実はきっかけだったんです。
それで「常設でもやるか!」となったのがあります。
高橋:見どころ沢山あると思うんですけど、その中でも特にここは見てほしい!という場所はありますか?
木村:甲乙をつけろと言われるとちょっと難しいんですけども、花魁道中。
やっぱりあのエリアが。今まで花魁って一個しかなかったんですよ。それをたくさん大小含めて作って、
あれこそ今まで花魁っていう作品を一対一で対峙して見ていたものが、花魁道中になり、
江戸の花街っていうものを形成している作品になっている訳ですよ。
大行列になっていて、その大行列に花街で遭遇しているような没入感が得られる作品なんですよって言えば
ラジオの前の皆さんにも伝わるのかなと思って、あえてここではそれをイチオシとさせていただきます。
高橋:ぜひ、体感してもらわないとね!そして、カフェの天井が気になったんですけど、
江戸切子ですよね!?これを贅沢に天井に!一個がどれだけ高級なものってのも知っているので…
それが何百どころか何千も…!
木村:とんでもないお金がかかっています(笑)
高橋:カフェの中にはステージといいますか…
木村:この能舞台、実は凄くて。出るとこ出たら文化財で。江戸の時代の狩野派が描いた鏡板なんです。
江戸時代、二条城の中にあったんですよ。二条城は今、国宝でしょ?これ、そのまま二条城にあったら、国宝です。
ここでは、日本の伝統芸能。そういったものを見てもらう場所として…。毎日という訳ではないんですけど、
もうちょっとコロナが落ち着いたら一週間のうち、4日も5日もやると思うんですけども…。
能を一番メインにしているんですけど、それを元に舞踊だとか文楽とか日本の伝統芸能がここで繰り広げられます。
能って見たことあります?
高橋:能は無いんです…!
木村:能って凄く日本の伝統芸能の中で一番位が高いというか一番日本的なものであって、
その日本の心を表している芸能をほとんどの人が見たことない。見たことないだけでなく、
能自体を見るよりも能舞台を見たことない人が多いんですよ。
日本が世界に誇るアートピースなんですよ。だからアートピースをここで舞台として
人が踊らなくてもこれがアートなんです。
高橋:なるほど~
木村:そういう風な思いでこれを作っていると。
高橋:それに触れられるってことがいいですよね。カフェの中で文化を感じられることができるって。
知らず知らずのうちに凄く文化に触れているという。
木村:今まで僕も日本文化を発信するっていう事で色々やってきたんですが、なかなか上手くいかない。
それって結局「やりますよ」って一生懸命宣伝しても人に来てもらわないと成り立たない。
それが日本文化とかいうと敷居が高かったり小難しいんじゃないかと思ったりして。
それがなんで、この沢山人がくるアートアクアリウムの2階にというと、アートアクアリウムに来た人が
強制的に見させられるじゃんということなんですよ。
高橋:そういうことですよね!なんだろ?って思いますもの!
木村:予期せぬ遭遇をさせないと日本文化は駄目だと、さんざんやってきた答え。
高橋:それで結果行きついたところなんですね。日本文化カッコいいですからね。だめ!忘れちゃ!
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今回は、「アートアクアリウム美術館オリジナルグッズのボールペンとペーパークラフトの金魚のセット」を【2名】にプレゼントいたします。
ご希望の方は「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」サイトのトップページにある「番組にメール」から、
1:おなまえ 2:住所 3:連絡先
そして「アート」と書いて送信してください。
※締め切りは9月13日 日曜日 到着分まで。
当選者の発表はプレゼントの発送を持ってかえさせていただきます。