高橋愛と西樹(みんなの経済新聞ネットワーク)がお送りする
「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」
今回は、大阪の河内長野市からいまでは少なくなった国産のつまようじ。
そして、和菓子などに使う国産の黒文字ようじを製造している
菊水産業株式会社の専務取締役 末延秋恵さんにリモートでご登場いただきました。
http://kikusuisangyo.co.jp/home/
高橋:末延さんはつまようじ職人さんでもいらっしゃるんですよね?
どんなようじを作ってらっしゃるのですか?
末延:みなさんが食後に使う普通のつまようじあるじゃないですか?
あのつまようじの国産の製造と黒文字ようじという和菓子を食べるときに使う
ようじを作っている会社です。
【爪楊枝とコロナの影響】
高橋:爪楊枝といえば飲食店と結びつきが深いと思うんですけども、コロナの影響はどうでしたか?
末延:めちゃくちゃあります。今も。やっぱり飲食店さんに直結してる所もあるので
製造業の中では比較的早めに影響を受けていまして、2月末ぐらいから影響をでてました。
【この状況を逆手にとって開発「非接触棒」】
高橋:そういった厳しい時代の逆手を取って、とってもユニークな物を開発されたんですよね?
末延:はい。「非接触棒」っていう棒なんですけども。エレベーターとかATMの番号押すのとか、
クレジットカードの番号押すのとかちょっと接触したくないなっていう時に、ちょっと使える棒となってます。
西:普通の爪楊枝とはちょっと違う所があるんですよね?
末延:尖ってないです!笑
高橋:そりゃそうだ!笑
末延:やっぱり尖がってるとどうしても傷がいったりとかするかなっていうのもありますし、
接触しない為に使うのであれば、尖がってる必要無いなっていう。
西:パッケージに「さあ思う存分突くがよい」という、ちょっとMっぽいメッセージがありますが笑
末延:会社も大阪だし私も生粋の大阪人なので、ちょっとクスッと笑える様な物がいいかなっていうのもあって、
ちょっと面白くしたんですけど笑
【開発のきっかけ】
西:どういうきっかけで作ろうと?
末延:このコロナの影響で日々ニュースとか注意して見てたんですよね。TwitterとかSNSも見てたんですけど、
そんな中、中国の武漢の人がエレベーターを爪楊枝で押しているっていう画像が、Twitterで回ってきて
それを見て。私は本業が国産の爪楊枝を作ってるので、なんか本業の爪楊枝屋がなんかできひんかなって
思ったのがきっかけですね。「負けてられへんな」みたいな。そんな所からですね。
高橋:ちなみにおいくらなんですか?
末延:値段は568円なんですけども、これもちょっと意味があって、コロナって「567」じゃないですか。
高橋:おーう!確かに!
末延:で、その567(コロナ)に勝つっていう。みんな凄く大変やったから、コロナに1円でも勝つと。
コロナに勝ってるっていう意味を込めて568円にしました。
高橋:もう全部面白いじゃないですか笑
西:どんなお客さんに買ってもらっているんですか?
末延:販売は、私たちは普段も卸業をしているので販路が無かった訳ですよね。
なので、インターネットだけで販売したのですが、買われるお客さんは医療関係とか、
介護施設だったりとか歯医者さんとか、結構そういう方がまとめて。
多い方は60個とか100個とか買われる方がいて、結構びっくりしました。
・・・
今回は、『菊水産業の非接触棒』を【2名】にプレゼントいたします。
ご希望の方は「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」サイトのトップページにある「番組にメール」から、
1:おなまえ 2:住所 3:連絡先
そして「つまようじ」と書いて送信してください。
※締め切りは8月16日 日曜日 到着分まで。
当選者の発表はプレゼントの発送を持ってかえさせていただきます。