今夜のJAZZ&VOCAL NIGHTは話題の新譜2作紹介!!

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今夜のJazz & Vocal Nightはユニバーサル ミュージック ジャズ担当プロデューサー斉藤嘉久さんにご出演いただき、話題のアルバムをご紹介していただきました!

話題のアルバムというのは、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーの未発表アルバム『ジャスト・ク―リン』です。

このアルバムは名盤『モーニン』から4カ月後の録音で、リー・モーガン(TP)、ハンク・モブレー(TS)、ボビー・ティモンズ(P)、ジミー・メリット(B)という布陣のスタジオ録音!
61年の時を経て発表されました。

1曲目はそちらのアルバムからまずはモブレー作の「ヒップシッピー・ブルース」を聞いていただきました。

続いては「M&M」。
これはリー・モーガンのMとハンク・モブレーのM。2人の絶妙なコンビネーションが聞けるモブレーのオリジナルです。

番組後半は、明日(5日)4年ぶりの新作をリリースするトランぺッター黒田卓也、新作『フライ・ムーン・ダイ・スーン』のご紹介。

まずは収録曲「Do No Why」をお届けし、今回はご本人もリモート出演、新作エピソードを話していただきました。

4年ぶりのアルバムは少しずつ作り続けていた曲が集まった感じで、アルバムのタイトルを思いついた話なども伺い、続いてアルバム・タイトル曲もお届けいたしました。

そして次は、盟友コーリー・キングとの共作「Change」。
元々トロンボーン奏者ですが、今回はシンガーとしての参加しています。

黒田さんご出演、最後の曲は新作に収録されているオハイオ・プレイヤーズ「Sweet Sticky Things」のカヴァーでした。


番組最後は、再び、ジャズ・メッセンジャーの"新作"から。
ボビー・ティモンズ作曲の「Quick Trick」、こちらは一度も発表されたことのない曲だそうです。

先ほどの黒田さんがお勧めのトランぺットの名演奏でケニー・ドーハム「My Ideal」でお別れです。


来週は、行方さんがコーナーでご紹介していた『ジャズ100年の100曲』を改めてご紹介していきます。
お楽しみに(^^♪

(★写真:黒田卓也新譜『フライ・ムーン・ダイ・スーン』ユニバーサル ミュージック UCCU-1641)