きみえさんがまず大切にしたのは子供の自主性を重んじること。
他の子と比べて、どうするべきか、なんて話をしたことはないそうです。
そのなかで兄弟ふたりの自主性を養ったことのひとつが、家事のお手伝い。仕事とテニスコートへの送迎などで日々多忙だったきみえさんは、兄弟に朝と夜のお手伝いをお願いします。
2人は、文句を言わず、毎日黙々と、時には手伝おうにも準備が出来ていないから困ると、きみえさんに訴えるほどだったとか。
そして、きみえさんが何よりも大切にしたのがコミュニケーション。送迎の車内が貴重な場となったようです。