TOKYO FM開局50周年記念番組 True Stories。
音楽と言葉を電波に乗せて、東京の空へ。
映画監督・阪本順治さんの後編です。
デビュー作『どついたるねん』が公開された街・原宿から、31年後のいま公開中の最新作『一度も撃ってません』のロケ地、神田にやってきました。
山手線のガード下、電車が通過する轟音が響くこの場所は、駅から近いにも関わらず人影はまばら。
大正時代に作られたレンガ造りの高架橋と相まって、どことなくファンタジー感を醸し出しています。
阪本監督がこの作品で表現したかったのが、まさに“成熟した俳優たちによるおとぎ話”の世界。
18年ぶりの主演という、日本を代表するバイプレイヤー・石橋蓮司さんはじめ、大楠道代さん、桃井かおりさん、岸部一徳さんという名優たちが、遊びのある円熟味を感じさせてくれます。
映画製作の現場は、お互いの作りたいものをぶつけ合う戦場でもあります。
中でも監督いわく“戦友”という佐藤浩市さんは、この作品で息子の寛一郎さんとはじめて親子共演を果たしました。
そこに至ったエピソード、そして監督デビューから31年が過ぎたいま思うこと、コロナ禍の終わりが見えない中、チャレンジしていることについて、映画同様、夜がふけゆく神田の街で語ります。
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