今夜のJazz & Vocal Nightは隔月発売の『ジャズ批評』の特集です。
最新号では今年生誕80年を迎えたハービー・ハンコックを取りあげています。
まず、1曲目はハービー、若干22歳で初リーダー作となった『テイキン・オフ』から。
スイカ売りへの掛け声「Hey,watermelon man!!」がモチーフとなった「ウォーターメロン・マン」
2曲目は楽器の美しさを際立たせたハービーの作曲力がわかる1曲「スピーク・ライク・ア・チャイルド」でした。
3曲目はハービーがビートルズやニルヴァーナなどの人気ポップ曲をジャズ化し収録したアルバム『ザ・ニュー・スタンダード』から。
彼のアレンジャー技量が伺える「ノルウェーの森」をお届けしました。
4曲目はアルバム『ガーシュウィン・ワールド』から。
スティービー・ワンダーをフィーチャーしたブルースの父W.C.ハンディ作「セント・ルイス・ブルース」でした。
(★写真:収録アルバム『ガーシュウィン・ワールド』UCCU-5569 ユニバーサル ミュージック)
ここからは新譜をメインでご紹介いたしました。
まずは行方さん最後のプロデュース作品、CHIKOの『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』から。
アフリカ語で天使を意味する「マライカ」をお届けしました。
続いて、エリ・デジブリというテナー・サックス奏者。
ハンク・モブレーの『ソウル・ステーション』をオマージュして制作したアルバム、その名も『ソウル・ステーション』から。
「ディス・アイ・ディグ・オブ・ユー」でした。
最後はNYを中心に活躍しているテナー・サックス奏者、ウェイン・エスコフェリー。
日本ではまだそれほど知名度はありませんが、躍動感のあるソロが魅力です。
アルバム『ザ・ハンブル・ウォリアー』から同名曲を聞いていただきました。
来週は7/17が命日となるジョン・コルトレーンの特集です。
お楽しみに(^^♪