デヴィッド・クロスビー 20年ぶりのNewAlbum特集
20年ぶりですか。
まぁ、クロスビーのソロアルバムは
以前より眠くなってしまう感じなのですが、
今回のアルバムはちょっとポップになったかな。
でもその眠たくなってしまう感がデヴィッド・クロスビーなのです。
どうしてもG.ナッシュの声が聞きたくなってしまいますなぁ。
帰ったら、クロスビー&ナッシュを聞こうっと!(笑)
『坂崎音楽堂』
デヴィッド・クロスビー20年ぶりのNewAlbum特集
今週は、デヴィッド・クロスビーソロアルバム『Croz』を特集。
でもその前に、「デヴィッド・クロスビーって、誰?」という方のために、
簡単にデヴィッド・クロスビーの歴史を振り返ってみました。
★1941年 8月14日 生まれ。現在72歳。
幼い頃から、フォーク、ジャズなどに影響を受けた彼が一般的に知られるようになったのが1964年。
ロジャー・マッギン、ジーン・クラーク、クリス・ヒルマン、マイク・クラークと共に【ザ・バーズ】を結成。
甘いテナーボイスによるコーラスワーク、変則チューニングや、 ジャズのモード奏法など、
独特のカッティングのリズムギターで【ザ・バーズ】の実験的なサウンドの一面を担っていました。
♪霧の8マイル(Eight Miles High/ザ・バーズ
*デヴィッド・クロスビーが作曲で参加した曲
*1966年、全米14位を記録。
*この曲は「ミスター・タンブリンマン」
('65/No.1 Bob Dylan作)
「ターン!ターン!ターン!」('65/No.1 Pete Seeger 作)
に続くシングルヒット曲
★1967年、グループ間の音楽的意見の相違でデヴィッド・クロスビーは【ザ・バーズ】を脱退。
その翌年の1968年、元バッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルスと、
元ホリーズのグラハム・ナッシュと共に【クロスビー・スティルス&ナッシュ】を結成。
(後にニール・ヤングが加わって、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングに)
♪デジャ・ヴ/クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング
*デヴィッド・クロスビーが作った曲。
*1970年発表。CSNYの名盤のタイトル曲。
★CSNYのあと、一番仲の良かったグラハム・ナッシュと【クロスビー&ナッシュ】として活動。
その後、CSN再結成に参加。
私生活では、薬物中毒のため生死の間を彷徨ったりしつつ、
現在は、息子のジェイムズ・レイモンドと一緒に活動をしています。
ということで、
20年ぶりとなるデヴィッド・クロスビーのニューアルバム『Croz』!
この『Croz』は、デヴィッド・クロスビーのニックネーム。
彼の名前の正式な発音は「ディヴィッド・クロズビー」、
つまり、苗字の「Crosby」(=クロズビー)から『Croz』となっています。
『Croz』 (今のところ日本盤の発売未定)
(レーベル:Blue Castle Records 品番:BCR1142-1)
*プロデュースは息子のジェイムズ・レイモンドとデヴィッド・クロスビー。
*今回は、全11曲の中から6曲ご紹介しました。
♪What's Broken
(ダイア・ストレイツのマーク・ノップラーがギターで参加)
♪Time I Have
♪Holding On To Nothing
(ジャズトランペッター:ウィントン・マルサリスが参加)
♪The Clearing
♪Radio
♪Slice of Time
次回、「坂崎さんの番組」という番組
ゲストに小原 礼さん!