←68年のD45
from_sakasan
スティーヴ・ミラーさんは元々ブルースバンドだったのですね。
80年代はみんなMTVを意識してサウンドもあんな感じでした。
あんな感じって、何じゃそりゃ(笑)
スティーヴン・ビショップ、好きだなぁ。
要ちゃんスティクスも懐かしい。
なかなか良いコーナーです。
『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』 第81回
今回のSYDFは「ス」の付くアーティストの6回目。
ラインナップは・・・・
『スティーヴ・ミラー・バンド(Steve Miller Band)』
★1943年10月5日、アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ
(70歳)のスティーヴ・ミラーが結成したバンド。
結成当初は「バディ・ガイ」の前座や「チャック・ベリー」の
バックバンドをやってたそうです。
1967年、キャピトルレコードと契約。
2枚目のアルバムまではスティーヴ・ミラーの幼馴染、
ボズ・スキャッグスも参加。
なかなかヒットが出ず、ツアーで食いつなぐ生活を送ります。
1971年、交通事故でスティーヴ・ミラーが首を痛めバンドは
長期休養状態。
1972年の終わりにメンバーを一新して活動再開!
『フリートウッド・マック』等とのツアーで好評を博し、
1973年リリースのアルバム『ジョーカー』は100万枚を超える
大ヒット。シングルカットされたタイトルトラックは全米のラジオ局で
大量OAされ、1974年初頭に初のナンバーワンを獲得。
♪ジョーカー(The Joker)
★1976年発表のアルバム『フライ・ライク・アン・イーグル』は
売上枚数400万枚以上のプラチナディスクに輝いています。
♪フライ・ライク・アン・イーグル(Fly Like An Eagle)
*1976年、全米2位まで上昇。
★小さなライヴハウスからスタートした『スティーヴ・ミラー・バンド』、
1970年代中頃には、コンサート会場がスタジアム(アリーナ)となり、
彼らが世界的に知られるようになったのが、この曲。
♪アブラカダブラ(Abracadabra)
*1982年、全米1位。
★この後、バンドは自然消滅。スティーヴ・ミラーはソロアーティストと
して、ルーツのブルースをベースにしたアルバムをコンスタントに
リリース。
『スティーヴン・ビショップ(Stephen Bishop)』
★1951年11月14日、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ
生まれのシンガーソングライター。
ソングライターとして、「バーブラ・ストライサンド」や
「アート・ガーファンクル」等に提供した曲で注目を集め、
1976年アルバム『ケアレス』を発表。
♪雨の日の恋(Save It For Rainy Day)
*アルバム『ケアレス』からの1stシングル。
*バックコーラスに「チャカ・カーン」、
ギターソロに「エリック・クラプトン」を迎え1977年に
全米22位。
♪オン・アンド・オン(On And On)
*同じく『ケアレス』からのシングル曲。
*1977年、全米11位まで上昇。
★ソングライターとしては、数々の映画音楽を手がけていて、
1984年公開の映画『ホワイトナイツ・白夜』の主題歌
「セパレイト・ライヴス」(歌/フィル・コリンズ&マリリン・マーティン)
は見事全米No.1をマーク。
『スティクス(Styx)』
★1970年、アメリカ・イリノイ州シカゴで結成された5人組。
デビュー当初はアメリカンハードプログレッシヴロックという感じで、
アルバムでもシンセサイザーを多用、13分以上の楽曲なども
ありましたが、次第にコンパクトなポップロックグループへと変身。
1977年発表のアルバム『グランド・イリュージョン~大いなる幻影』は
全米アルバムチャートで、初めてのトップテン入り(6位)を
果たしました。
♪永遠への航海(Come Sail Away)
*1978年、全米8位を記録
*アルバム『グランド・イリュージョン』からのシングル。
♪ベイブ(Babe)
*1979年発売のアルバム
『コーナーストーン』(全米2位)から。
*1979年、全米1位を獲得。
♪ミスター・ロボット(Mr.Roboto)
*1983年のアルバム
『ミスター・ロボット(Kilroy Was Here) 』から。
*1983年、全米3位。
★アルバム『ミスター・ロボット』以降はメンバー間の不仲などもあり、
それぞれソロ活動を始め、グループとしての勢いは急激になくなって
いきますが、現在は、特徴あるハイトーンのリードボーカル
「デニス・デ・ヤング」が脱退しているものの、『スティクス』としては
ライヴを中心に活動しています。
次回「坂崎さんの番組」という番組
『坂崎音楽堂』ジョージ・ハリスンの音楽的ルーツを探る