『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』 第77回
テナーギターを弾いています。
1930年代のギブソンです。
スザンヌ・ヴェガねぇ。
懐かしいなぁ。
あと、あの頃、下北沢のジャックポットで毎日のように聞いた「スターズ・オン45」。
初めて聞いた時は「やられた~!!」と思ったものです。
ビートボーイズのキッカケにもなったしね。久々に聞いてキュンとしたです。
『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』 第77回
今回のSYDFは「ス」で始まるアーティスト特集の2回目。
ラインナップは・・・・
『スザンヌ・ヴェガ(Suzanne Vega)』
★1959年7月11日、カリフォルニア州サクラメント生まれ。
子供の頃から作詞をはじめ、名門コロンビア大学在学中は
グリニッジヴィレッジのライヴハウス等でパフォーマンスを披露。
1984年、レコード会社と契約。
1985年、アルバム『街角の詩(Suzanne Vega)』でデビュー。
1987年、2ndアルバム『孤独(Solitude standing)』をリリース。
このアルバムからの1stシングルは「児童虐待」をテーマにした
重い内容にも関わらず見事、全米3位を記録する大ヒット。
♪ルカ(Luka)
★日本ではコーヒーの粉末状クリームのTVCMに使われ有名となった
アカペラの曲もアルバム『孤独(Solitude standing)』に
収録されていますが、この曲を90年にイギリスのDJチーム
(D.N.A.)がリミックスして発表、世界中で大ヒットしました。
♪トムズ・ダイナー(Tom's Dinner)/
D.N.A.feat. スザンヌ・ヴェガ
★ちなみに、
今年7月、『フジロックフェスティバル '13』に出演しています。
『スージー・クアトロ(Suzi Quatro)』
★1950年 6月3日、アメリカ・ミシガン州デトロイト生まれ。
1965年、3人の姉と共に「ザ・プレジャー・シーカーズ」という
グループを結成、1969年に独立。
1970年にイギリスの大物プロデューサー、ミッキー・モストに
見そめられイギリスへ。
1972年、ミッキー・モストがオーナーのラックレコードから
「ローリング・ストーン」というフォークっぽい曲でイギリス・デビュー。
しかしさっぱり売れず、路線変更!
売れっ子ソングライターチーム
(ニッキー・チンとマイク・チャップマン)を迎え、ハードロック路線へ。
コスチュームも全身黒の革のツナギとなり、
芸名の表記も
からへ変更。
♪キャン・ザ・キャン(Can The Can)
*1973年、イギリスをはじめ、ヨーロッパ各国でナンバーワンを
記録!
★1973年、イギリスでは3枚のシングルの大ヒットで
「最もシングルを売り上げた女性アーティスト」に選ばれています。
♪悪魔とドライブ(Devil Gate Drive)
*1974年、初の全英ナンバーワン。
♪ワイルド・ワン(The Wild One)
*1974年、全英7位を記録。
★当時、日本でも大人気でしたが、生国アメリカでは全く売れず。
そんな時、「スモーキー」のリードボーカル、クリス・ノーマンとの
デュエット曲をリリース。
全世界で大ヒット、本国アメリカでも初のベスト5入りを果たしました。
♪メロウなふたり(Stumblin' In)/
スージー・クアトロ&クリス・ノーマン
*1979年、全米4位を記録。
『スターズ・オン(Stars on 45)』
★1981年、オランダの音楽プロデューサー、ヤープ・エガーモントの
アイデアにって誕生したプロジェクト。
「ビートルズ・メドレー」を当時大流行だった「ディスコサウンド」で
再現。
曲のイントロには世界的に最も有名になったオランダのグループ、
ショッキング・ブルーの「ヴィーナス」が使われています。
♪ショッキング・ビートルズ45(Beatles Medley)
*1981年、全米1位。
★アメリカと本国オランダは「スターズ・オン 45」
イギリスでは「スターサウンド」というグループ名でリリース
されました。
★ちなみに、1981年、日本では「ビートボーイズ」という覆面バンドが
吉田拓郎の曲をメドレーにし「スターズ・オン23
(ショック!TAKURO23)」をリリース。
ニッポン放送のスタジオでレコーディングされたというこの曲は
けっこう話題となりました。
88年にCDシングルで再発されましたが、現在は廃盤となっている
そうです。
残念!
次回、 「坂崎さんの番組」という番組は
『坂崎音楽堂』2枚組コンピCD「カラーズ」特集