- 放送レポ -
◆川村店員、初恋の人に書いたラブレターを朗読
リリー:今日は、僕が先週出した「ラブレターを書いてくる」宿題の発表を……。
野田:これ、超楽しみだった。
リリー:アルバイトのみんなには、ラブレターを実際にいる人に対して書いてきてくださいって言ったのですが、みんな書いてきましたか?
川村:はい。先生。
リリー:じゃあ、川村くんから読んでもらいましょうかね。そのラブレターは、誰宛てに書いてきたのですか?
川村:これは初恋の人に宛てて書きました。中学3年生のときに、初恋というか初めてつき合った人です。じゃあ、ちょっと恥ずかしいですけど読みますね。
「初恋の人へ。お久しぶりです。少し照れくさいけど、一緒にいた頃を思い出してラブレターを書きます。どこかで聴いてくれていたらうれしいな。
あなたと出会ったのは、中学3年生の夏。あなたが転校してきて、すぐに気になって片思いをしてしまいました。恥ずかしくてなかなか話しかけられなかった私に、雨が降っていたあの日、あなたが話しかけてくれました。私は、その日傘を忘れて、そのまま走って帰ろうとしていたら、大声で「俺は濡れていいから、傘をあげるよ」と言ってくれたよね。
それから少しずつ仲よくなって、あなたから告白してくれて、私に初めての彼氏ができました。自転車で2人乗りして、いろいろなところに行ったり、お互いに嫉妬して、めちゃめちゃ喧嘩したり、夜遅くまで話し込んで親に怒られたり。思い出すといろいろあったけど、初めての恋があなたでよかったなって、今は感じています。
今、何をしているのかな? 素敵な人と巡り合って、幸せになってくれていたらうれしいです。初めての恋で、たくさんの愛をくれて本当にありがとう。元気でね」、以上です。
BABI:甘い!
野田:途中、ずっとジブリが流れていた……。
リリー:俺、甘酸っぱくて口の奥が痛くなっちゃった。酸味がすごい。
川村:恥ずかしい(笑)。
(左から)川村店員が初恋の人に書いたラブレター
◆Facebookで探さず、思い出のままにしておきたい…
リリー:ラブレターを書いてくるという宿題に対して、その人を思いついたのはなんでなんですか?
川村:初めてつき合った人って、ちょっと特別っていうのがあるんですよ。2年半くらいはつき合っていました。
野田・BABI:長い。
リリー:でもその人とまったく連絡も取れない、何をしているかもわからないっていう感じじゃない? なんで、そんなに連絡がつかないの?
川村:初恋だったこともあって、別れたら連絡を取るのはダメなのかなって思い込んでいた部分もあります。で、お互い取らずっていう感じでしたね。
野田:どっちかだよね。友達でいられる人と一生連絡を取らない人と。
リリー:確かに、初めてつき合った人とか、本当に昔すぎて連絡の取りようがないよね。こういうときに、世の中はFacebookで繋がっているんでしょう?
BABI:こういうときのFacebookだ。
川村:でも、その人は本当にFacebookとか、そういうのを多分やっていないから見つからないし。全然何をしているのかわからないから。聴いてくれていたらうれしいですけどね。
野田:でも、こういうのは、思い出のなかにとどめておくのがいいんじゃないですか? 俺、小学校の同窓会に2、3年前に行って。ちょっとうれしいっちゃうれしいけど。その当時の思い出のままでいたかった気も……。
川村:そうですね。そのままの思い出にしておきたいかもしれない。
◆BABI店員、唯一告白しなかった人へのラブレターを朗読
リリー:BABIさんのラブレターを読みます?
BABI:はい。私はすぐ、自分から告白するタイプで。でも唯一告白しなかった子がいて。その子に対して告白します。
「久しぶり。手紙を書くのは初めてだね。恥ずかしいけど、あのとき言えなかった気持ちを書くね。私たち、はじめは仲がいいグループの1人だったけど、渋谷のバーでエルヴィスみたいなダンスで誘ってきてくれて、そこから2人でデートする仲になったね」。
野田:ツボが(笑)。
BABI:「あなたが会うたびにくれるCDや小物、2人でシンガーソングライターのSIONを聴きながら泣いちゃったり、あなたがくれる時間、あなたのすべてに私はメロメロでした。
でも前に酔っぱらったときに、俺は心に決めている子がいるからって友達に話しているのを聞いちゃって、別れた彼女のことをまだ大好きなんだなっていうこともわかっていたよ。それでも私との時間で、その気持ちが少しずつ私のほうに向いてくれたらいいなと思っていました。でも最後のデートの日に、なぜか“横浜現地解散”でバラバラに帰ったあの日から、会わなくなっちゃったね」……ちょっと泣ける。
リリー:いや、泣いていない。
野田:みんな笑っているのはなぜ? 1番泣けるところなのに。
BABI:「あの日、実はバイバイした瞬間に、私が彼の心のなかに入ることはできなかったんだなって感じて、あなたが『BABI。これでタクシーで帰りな』って、かっこよく渡してくれたPASMOを持って、タクシーのなかで泣きながら帰っちゃった。最後にPASMOをピッてやったら、200円しか入っていなくて、やっと涙が止まって笑えたよ」。
野田:これ映画になるな(笑)。
BABI:「最後まで変な人で愛らしい人でした。あのときは言えなかったけど、あなたのことが大好きでした。BABI」。
リリー:何だろう……甘酸っぱいのとはちょっと違う。ほろ苦い。稚鮎の頭を焼いたときの苦み。
BABI:本当に泣きそうだったのに……。
野田:でも今1番面白かったのが、1番泣きそうな瞬間にリリーさんが噴き出すっていう……コントラストが。
リリー:あれ、オモローで書いているのかマジなのかわからなかったのよ。
野田:凝縮しすぎだよ。
BABI店員が片思いしていた人に書いたラブレター
◆BABI店員、あのとき上手くいってたら…!?
リリー:あのときに言っておけばなんとかなったことっていうのは、世の中にいっぱいあるんですよ。
野田:そんなことばかりですよね。
リリー:そう。あのときああすればよかった、こうすればよかったって、後悔ばかりが残りますよ。
野田:でも後悔をたくさんしてきた積み重ねが、今の自分ですよね。だから後悔をしないように生きようっていう。
リリー:後悔の積み重ねが今の自分って……でも俺らは“後悔魔”なんだよね。
川村:確かに、上手くいっていたら、もしかしたら今の自分はいなかったっていうことですもんね。
BABI:洋次郎さんに出会えてなかったら。
野田:今、元カレにラブレター読んだばかりだろう?
BABI:あの人と上手くいってたら出会えなかった……。
リリー:お前、すごく楽しくなっちゃってるな(笑)。
BABI:そう、楽しくなっちゃった(笑)。
◆野田洋次郎、マッチングアプリを始める!?
野田: Facebookの話で思い出したんですけど、リリーさんってマッチングアプリみたいなものは、やってないんですか?
リリー:やってない。
野田:ついこの前、ダウンロードしたんですよ(笑)。
リリー:マジで?
BABI・川村:なんで?
野田:だって世の中は今、そうやって出会いを求めているでしょ?
リリー:最近、俺の周りの人もそれで出会ってつき合っている。
BABI・川村:いるけど。
野田:だから俺、次の世界に行こうかなと。
リリー:じゃあ、俺もダウンロードする。
野田:あとで教えます。俺、広告で入ってきたやつをそのままダウンロードした。
BABI:じゃあ、私もそれに登録して洋次郎さんを探そう!
川村:目の前にいるから(笑)。
野田:もう会ってるし(笑)……ちょっとドキドキするな。だから、俺の肩書きも何も知らずに本当に相性がよければ。
BABI:確かにそっちの方がリアル。
◆リリー&野田、令和の恋愛に目覚める!?
リリー:その相性っていうのは、AIが考えるわけ?
野田:あと、実際に会わずして会話をいっぱいするんじゃないですか? まだちょっとやっていないからわからないけど。
リリー:多分BABIが洋次郎の好みを演じながら(笑)。
BABI:近づきますよ~。
野田:そういうこと? 俺の好みを知らないだろ?
BABI:近づきますよ~。「スピッツが好き」。
川村:いいですね。
野田:そうか。俺、先週まあまあヒントを与えているんだ(笑)。
BABI:はい。もらいました。
野田:俺らも、こういう時代じゃないですか? だって、エミネムでさえTinder(マッチングアプリの1つ)をやっていますから。エミネムがTinderをやっているんだったら、俺もやるしかないと思って。
リリー:これはちょっと野田くん。俺ら、忙しくなるぞ〜(笑)!
川村・BABI:令和の。
野田:令和の恋愛をしましょう。
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また、
香ばしく、甘酸っぱく、ほろ苦い・・・
スナックラジオの全国のお客様からもそんなラブレーターを募集します。
いま大好きな人、昔好きだった人、もはや人じゃなくても・・・
たくさんお待ちしています。
- ♪OAリスト♪-
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inside you / milet
瞳を閉じて / 荒井由実
スパークル / RADWIMPS
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▼6/20 OA分
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