「坂崎さんの番組」という番組
“最近のメガネ”シリーズ第5弾
ジョンはたくさんいるぞーう。
ジョン・スチュワートさんのデイドリームビリーバーはシブいっすな。
日本中の人がほぼ毎日のように(?)聞いているあの曲のオリジナルが「キングストントリオ」のメンバーだったって最初知った時は、ちょっとオドロキでした。さぁ、まだまだジョンは続きますな。
『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』
第72回 「シ」で始まるアーティスト特集、
いよいよ “ジョン” に入ってきました。
『ジョン・スチュワート(John Stewart)』
★1939年 9月5日、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。
ギターとバンジョーの名手として1960年代はじめから約6年間
(1961-1967)
有名なフォークグループ【キングストン・トリオ】に参加。
グループ解散後、ソロ活動をスタート。
1979年、弟子だったリンジー・バッキンガム(フリートウッド・マック)の
尽力でアルバム『カリフォルニア・タウン
(Bombs Away Dream Babies) 』を発表。
♪カリフォルニア・タウン(Gold)
*バックコーラスにリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・
ニックスが参加
*全米5位まで上昇する大ヒット
★10歳の時から曲作りを始めたジョン・スチュワート。
生涯数100曲の作曲をした彼にとって最大のヒットシングルが、
モンキーズに提供した「デイドリーム・ビリーバー」
(1967年全米No.1)
♪デイドリーム・ビリーバー(Daydream Believer)
/ジョン・スチュワート
*晩年、ジョン・スチュワートはトランク1つとギターを持って、
全米各地の小さなライヴハウスを旅してますが、
この曲を必ず歌い、みんなで大合唱だったそうです。
★とにかく、ライヴが大好きだったジョン・スチュワートですが、
2008年1月19日、68歳という若さで亡くなっています。
『ジョン・セバスチャン(John Sebastian)』
★1944年3月17日、ニューヨークはブルックリン生まれ(現在69歳)
有名なハーモニカ奏者の父の影響で幼い頃からハーモニカに
親しみ、10代の頃からグリニッジビレッジのフォークシーンで活躍。
20歳の時、ラヴィン・スプーンフル結成し、翌65年から次々にヒット
を放ちます。
1968年グループは解散、ジョン・セバスチャンはソロ活動を
スタート。
なかなか、ヒットの出なかった彼がたまたま頼まれた、若き日の
ジョン・トラヴォルタ出演のテレビドラマ(『ウェルカム・バック、
コッター』)の主題歌が大ヒットしています。
♪ウェルカム・バック(Welcome Back)
*1976年、ソロとして初の全米1位を記録。
『ジョン・デンバー(John Denver)』
★1943年12月31日、アメリカはニューメキシコ州ロズウェル生まれ。
最初はソングライターとして注目されたジョン・デンバー。
1969年に「悲しみのジェット・プレーン」がピーター・ポール&マリー
に取り上げられ、見事、全米ナンバーワンに!
そして、シンガーソングライターとしての活動を1969年から本格的に
スタート。
♪故郷へかえりたい(Take Me Home,Country Roads)
*1971年、全米2位まで上昇するヒットとなっています。
♪太陽を背をうけて(Sunshine On My Shoulders)
*1974年、全米ナンバーワン。
1973年に発表されたシングル「さすらいのカウボーイ
(I'd Rather Be A Cowboy)」
のB面に収録されていた曲でした。
★飛行機の運転が趣味だったジョン・デンバー。
1997年10月12日、全米ツアーを終え、カリフォルニアで休日を
過ごしていた時、自ら操縦した小型飛行機の墜落事故により、
53歳という若さで亡くなっています。
『ジョン・トラヴォルタ(John Travolta)』
★1954年2月18日、アメリカ・ニュージャージー州イングルウッド
生まれ(59歳)
高校卒業後、ニューヨークに移り、ミュージカルに出演。
1975年テレビドラマ『ウェルカム・バック、コッター』のレギュラー出演
を経て、翌1976年映画『キャリー』で本格的な映画デビュー。
翌年1977年に主演した『サタデー・ナイト・フィーバー』が世界的に
大ヒット!
『サタデー・ナイト・フィーバー』に続く青春映画『グリース』では、
共演のオリビア・ニュートン・ジョンとのデュエットで映画の挿入歌を
歌い大ヒットしています。
♪愛のデュエット(You're The One That I Want)
withオリビア・ニュートン・ジョン
*1978年、全米1位。
★その後、俳優としては、10年ほど、ヒットに恵まれず低迷するも
彼の大ファンだった、クエンティン・タランティーノ監督が
『パルプ・フィクション』(94)で抜擢、奇跡的な復活。
その後は、順調に俳優業をこなしています。
『ジョン・パー(John Parr)』
★1954年11月18日、イギリス・ノッティンガム生まれ(58歳)
デビュー当時の売り文句が「記憶喪失のロッカー」。
これは、デビュー前、ライヴハウスでの暴動に巻き込まれた際、
脳震盪を起こした・・・ということからきたそうです。
そんな彼の最大かつ唯一のヒットが1985年公開の青春映画
『セント・エルモス・ファイアー』の主題歌。
♪セント・エルモス・ファイアー(St.Elmo's Fire)
*1985年全米1位。
次回放送は、『坂崎音楽堂』最新コラボ大研究