ON THE PLANET NY Future Lab

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パーソナリティ


綿谷エリナ

シェリーめぐみ

これからの時代の主役となる「Z世代」と「ミレニアル世代」にフォーカスし、アメリカの若者たちが普段何を考え、何に影響を受け、どうした性質や特徴があるのかなどについて、ミレニアル世代評論家のシェリーめぐみが座談会形式で彼ら、彼女らの本音を引き出していきます。

過去の放送(radikoタイムフリー)

または

☆人種差別抗議デモを直撃取材! 6/3 NY Future Lab

2020/6/4 (木)11:00
毎週水曜日はNY Future Lab

これからの時代の主役となる「Z世代(10代~22歳)」と「ミレニアル世代(23歳~38歳)」にフォーカス。アメリカの若者たちが普段何を考え、何に影響を受け、どうした性質や特徴があるのか、さらにグローバルビジネスや海外進出企業も知りたいこれからの消費動向について、ミレニアル・Z世代評論家のシェリーめぐみが座談会形式で彼ら、彼女らの本音を引き出していく。




☆シェリーさんのPresident記事はこちらから!

今回の音声コンテンツはこちらから!

今回は
《Black Lives Matter》デモ活動について



<本記事を要約すると…>
●制度的人種差別は過去から存在してきたが、コロナのパンデミックでマイノリティへの差別にスポットが当たった。そこにジョージ・フロイドさんの殺害が起こり、すべてが噴出している状況。
●これまでも本コーナーで繰り返してきた通り、Z世代のキーワードは「エンパシー」。人種や性別にかかわらず、アメリカ社会全体が運動を支持する方向にシフトし始めている。


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綿谷エリナ:綿谷エリナのOn The Planet。 この時間は「NY Future Labミレニアル・Z世代研究所」です。

今夜のNYフューチャーラボは特別番外編でとして、ニューヨークでの人種差差別への抗議デモに参加した、ミレニアル世代、Z世代の生の声をお届けします。

ニューヨーク在住のジャーナリストでミレニアル世代とZ世代評論家
シェリーめぐみさんと電話が繋がっています。もしもしシェリーさん。

シェリー: エリーさん!

人種差別反対デモのニュースは日本にもたくさん入っているでしょ?

綿谷エリナ:SNSでもすごいですよ。
私も地元ハーレムで行われた抗議デモを取材しました。


【抗議デモの音声】




シェリーめぐみ:”Black Lives Matter!!!”って言ってるのが聞こえるかな?
私が参加したデモは土曜の午後ということもあってとてもピースフルだったんです。
ニュースでは略奪とか放火も起こっていると伝えられていると思いますが、そのほとんどが抗議行動に便乗する形で起こっている犯罪行為。
デモ自体は10〜20代の若者がほとんどで、女も男も白人も黒人も肩を並べて歩く平和的なものです。

昨夜は夜8時に夜間外出禁止令が発効しました。そういうこともあったおかげで、ニューヨークも全米的にも大きな衝突や目立った略奪もありませんでした。

綿谷エリナ:はい。こういったデモに参加する若者って、どんな若者が参加しているんでしょう?

シェリー:一見する限りほとんどはごく普通の若者ですが、
話しかけると本当に真剣に活動に向き合っていることがわかりました。
今日は2人の女性の声。20代ミレニアル世代の女性ローレンさんと、18才Z世代の黒人女性ステイシーさんに、まずなぜこのデモに参加することにしたのか聞いてみました。




ローレン:I received the community flyer that this protest is happening and at first I was a little nervous because obviously, the pandemic. But I think it’s too important not to be the part of at this moment of time. We all need to stand up for black lives and we need to stand up for this horrible injustice that happens on daily basis in this country with police brutality. That’s why I’m here especially as a white ally.
(訳:コミュニティのフライヤーでこの抗議デモを知ったけれど、最初はナーバスだった。
だってコロナのパンデミックが起きているでしょう。でもどうしても参加するべき重要な問題だと思ったから。私たちは皆黒人の命のために立ち上がらなければいけないし、毎日起きている警察の暴力など恐ろしい不正にも。だから私は白人の協力者として参加しているのよ。)

ステイシー:I heard about the protest. I know I can’t do much. I don’t have much to donate or anything. But I could bring the numbers to the cause. That’s enough for me. The most concerns about how black lives are so dispensable. White people can do whatever you want but black people seem to the system that I understand that. This is supposed to be the land of free but none of us are free.
(訳:デモのことを聞いたとき、私にはお金もないしできることは少ないけれど、参加するだけならできると思ったの。黒人の命はあまりに軽んじられている。白人は何でも好きなことができるのに黒人は未だにシステムの奴隷。ここは自由の国のはずなのに誰も自由ではない。コロナウイルスで一番亡くなっているのも黒人なのに、ほとんど語られることがない。)



シェリー:こういう話を、18才の女の子に面と向かって言われると本当にたまらない気持ちになりますよ。

こういう制度的人種差別がアメリカでは続いていて、そのために貧困から抜け出すことができない人がたくさんいる。
先週もお話ししたDigital Divide、オンライン授業になって格差により教育が受けられないのも黒人などのマイノリティ。こういうことは前から言われていたけど、パンデミックでこういうことに突然スポットが当たった。そこにジョージ・フロイドの殺害が起き、全てが吹き出しているのが今なんです。

綿谷エリナ:爆発している感じですよね、いろんなものが。

シェリー:そうなんです。で、その抗議行動で暴力も発生しているわけですが、それについてはどう思っているのでしょう、再びローレンさんとステイシーさんです。

ローレン:I think that people are right to be angry. When peaceful protest is met even by tear gas and other form of brutality by police, I understand why there’s violence and rage, I don’t say that is a good thing of course not. And I’ve been hearing also that white supremacists are starting a lot of the vandalism which is outrageous.
(訳:怒る権利があると思う。平和的なデモ隊に催涙ガスをまくような警察のやり方が原因だと思うわ。暴力が良いとは思わないが気持ちもわかる。それに白人至上主義者が暴力行為を煽っているという話を聞いている。)

ステイシー:I understand where the people come from when they say that they don’t think people should be violent when they protesting type of things. But they forget to realize that every piece of progress that we’ve been having is the byproducts of violence. Peaceful thing doesn’t work anymore. And we are still out here fighting for the same things of equal rights.
(訳:抗議行動をする時に暴力は良くないという理由は理解している。でもアメリカという国が変わったきっかけは、常に暴力の副産物だったことを忘れてしまっていないかしら。これまで平和にやって来て、私たちは未だに同じように平等を求めなければいけない。ピースフルなだけでは何も変わらないのかもという気持ちにもなるわ。)



シェリー: この気持ちも本当にわかるんです。黒人の人権との戦いは400年も続いているわけだし、Black Lives Matter(黒人の命も大切)運動もついこの間まで マイナーな存在でした。そもそも暴力が起こらなければメディアもここまで取材しなかったかもしれないし、政治家も深刻に捉えなかったかもしれない、っていう風に考えるのは当然なんですね。

でもそれだけではない。若い世代にマイノリティが増えていくことで、人種差別がもう白人にも他人事ではなくなりつつあるのは大きいと思うんです。
時代が変わってきているということです。

そして、先週Z世代はエンパシー(共感)が強いという話をしましたが、今回の抗議行動そのものの目的の1つが、白人と黒人が連帯して問題に立ち向かうきっかけになっている、と考えられています。セレブや企業も含め、アメリカ社会全体が運動を支持する方向にシフトし始めているんです。
これも警察がデモ隊と一緒に、地面に跪いている映像、日本にも入っていませんか?
こういうことも生まれていて、気運が高まってきています。今度こそ本当に変わるかもしれないという希望が生まれている。

でもこういう中で、やっぱり心配なのは、暴力行為によって傷つく若者が出てくるのではないか?ということ、そして実は全く収束していないコロナウイルスも心配。でもできる限りポジティブな結果が出ることを多くのアメリカ人が祈っている。
それが現在のアメリカ・ニューヨークです。

綿谷エリナ:本当に深い深いテーマですよね。シェリーさんありがとうございました。

そして シェリーさんへのメッセージもお待ちしています。シェリーさんありがとうございました。NY Future Lab、来週もお楽しみに。


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