TOKYO FM開局50周年記念番組 True Stories
(5月31日放送回・きたやまおさむさん 2週目)
音楽と言葉を電波に乗せて、東京の空へ。
1967年、『帰って来たヨッパライ』で衝撃のデビューを果たしたザ・フォーク・クルセダーズの結成メンバーで、精神科医、作詞家のきたやまおさむさんが語る青山の魅力、後半です。
まず前回に続いて、青山を愛する2つの理由のひとつ、青山墓地でのトーク。
生と死が交わる場所での思索は、世界を広げてくれるといいます。舞い散る桜を見ながら、“儚さ”の捉え方について考えを巡らせ、旅立ってしまった仲間、加藤和彦さんへの想いを語りました。
「“こういうふうに見せよう”と思って生きようとすると、人生が演出的になってしまう。でも人生は演出できないんだよ。」
次に足を向けたのは神宮球場でした。
きたやまさんが青山を愛する、もうひとつの理由の場所です。“国鉄”時代から応援し続けているヤクルトスワローズの本拠地。年間シートを買って毎試合観に来ていますが、そこにはある“ルール”があるのだとか。
勝ち負けのない思索の地・青山墓地、そして勝ち負けが気になって仕方ない神宮球場。青山という、東京の一角を行き来することで見えてくる、心の旅の風景、お楽しみください。
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次回は小林麻美さんのTrue Storiesをお届けします。