2020.05.20〜 第二弾「杏子と松室の楽曲解説」

第295回 リスナーのみなさんからリクエスト頂いた杏子と松室に解説して欲しい楽曲を ピックアップし当時の制作エピソードを交えながら解説。

この曲を聞くと思いだしてしまう恋愛がありますとリクエスト頂いた
松室政哉の曲・・「Fade out」

曲作りのきっかけが、これまでとは違っていた曲。
2018年にリリースの「きっと愛は不公平」のミュージックビデオは松室政哉が初監督。
失恋し、一人残された主人公を演じた若手俳優の長村航希さんの演技が素晴らしく、
普通に見ていて可哀そうになってしまって、
そのミュージックビデオの主人公を大丈夫にしたい曲を作りたいと思った。
「Fade out」は「きっと愛は不公平」の後日談。
ミュージックビデオを監督したからこそ出来た一曲でした。


杏子の曲・・「幕末wasshoi」
2006年のアルバム「Hybrid Black」に収められた曲
"COIL"の岡本定義、佐藤洋介、あらきゆうこ、杏子が伊豆で合宿をしながらアルバム制作していた時に岡本定義さんが作った曲。
東京のスタジオでDJスクラッチを入れるとき、杏子たちは「アナログ盤じゃないの?」
CDによるスクラッチを珍しいモノを見るかのように取り囲んでしまった。
その年のオーガスタキャンプでも「私たちDJをよんでいるんですけど」とちょっと鼻高々。
でも巷ではすでにDJは普通だったんですよね。(笑)

「杏子と松室の楽曲解説」これからもリクエストをお待ちしております。

M1. 無敵のヴァレリー / BARBEE BOYS
M2. Fade Out / 松室政哉
M3. 幕末wasshoi / 杏子