輝く準備、今は冬眠の時期
【5月27日(水)FUTURES ～Sense of Wonder～】
「FUTURES 〜Sense of Wonder〜」
現在の状況を踏まえて、新型コロナウイルスの感染拡大により、留学に影響を受けた方々、また、留学をサポートして下さっている方々の声をお送りします。
今回は、オランダのトゥウェンテ大学にインターン中の小達 一輝さんにお話を伺います！
▼音声はコチラから！
※今回もzoomを使ったリモート収録！
音声の感じが通常と異なります。ご了承ください。
－－－どのようなインターンをされているんですか？
「オランダのプラットフォームベータテクニック、理工系人材育成のことを調べています。またオランダは日本と比べて起業家が多いので、理工系の人材や起業家をどうやって増やすのかをリサーチしています。実際に現地の中高生にアンケートを行なったりもしていますよ！」
－－－オランダに行ったのはいつ頃？
「今年の３月、ちょうどコロナウイルスの影響で行けるかいけないか…というギリギリの時期でした。オランダに行く前は大学院進学を考えていたんですが、留学をするとなると院に行くのだとどうしても不都合があったので、あえて卒業研究の単位を落としてもらって留年したんです。留学をやめるとなるとこの一年を無駄に過ごしてしまうことになるので、どうにかして留学に行けないかという方法を探しました。現地の方の優しさにとても助けられました。」
－－－留学生を取り巻く今の環境は？
「私は幸い経済的な被害などを受けることは少なかったのですが、周りの留学生は、例えば半ば強制的な帰国となってしまって、1,2ヶ月経った今でも立ち直れていない友人も多くいるのが現状です。一方で、ホームステイ先にいたオランダ以外のEUの学生は、家族と居たいということで、あっさりと自分の家に帰ってしまう人が多かったですね。」
－－－現在の状況に対する今の気持ちは？
「本来であれば、今頃はオランダ国内の中学校や高校を駆け巡って学校視察をするはずだったところが不可能になってしまって、それが単純に悔しいという気持ちです。ですが、異国の地でこのような状況に遭遇して、緊急事態に対応できたということ、ロックダウンによって自分のことを内省する時間が取れたことは、貴重な経験だったなと思っています。」
－－－今1番伝えたいことは？
「コロナによって引き起こされたこの状況は、冬眠の時期、冬眠が明けたタイミングですぐに輝ける準備をするために、栄養を蓄える時期だと思っています。なのでこの状況を悲観せずに、自分自身と向き合って、追い込んで、努力して、輝く力を蓄えて欲しいと思います。」
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－－－冬眠の時期。素敵な例えですね。
今できる準備を探していくのも立派な前進…！
さて次回は、
今年の7月からイギリスへの留学を予定されている、大学4年生の 一瀬 優菜さんと、アメリカへの留学を断念された、大学4年生の堀田 歩美さんにお話をお伺いします！
この番組では、みなさまのメッセージを募集しています！
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