声優・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしている番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。4月25日(土)〜4月28日(火)放送のコーナー「野島裕史のサイクルコラム」では、野島が現在ハマっている「粘土アート」の魅力を語りました。
野島が樹脂粘土で作った「イチゴのショートケーキ」
野島が毎回さまざまなテーマで自転車の魅力について熱く語る「野島裕史のサイクルコラム」。
野島:今回のテーマは「粘土アート」。このご時世、外に出にくい状況になっているので、プロデューサーから「家のなかでできることはありませんか?」「“粘土アート”をテーマにしませんか?」という提案がありました。
“粘土アート”のはじまりは、外出できないことが多くなり、自宅で自転車のメンテナンスをしたり、仕事の予習などをしたりして、それらを全部終えたあとにお酒を飲みながら、“ちょっと時間があまっちゃったな………粘土でミニチュアを作ってみようかな?”と思ったこと。そこからすっかりハマりました。
この番組では、よく話しているのですが、僕はとにかく何かを作るのが好きなんですよね。自転車を作るのもそうですし、もちろん声の仕事をやっているのも、作品作りに携われるというのもあります。カメラも好きで、写真作品作りも好きです。
実際に手先を動かして作るのが大好きなので、案の定、粘土にハマってしまいました。きっかけは、100円ショップに行ったときに「樹脂粘土」を発見してからです。以前から「油粘土」「小麦粘土」「紙粘土」などは知っていたのですが、“「樹脂粘土」って何だ?”と思い、興味を持ちました。ちょっと手に取ってみたら、すごく軽くて練り心地がよさそうだし、100円なので買って帰りました。
小中学生以来の粘土遊びを、酒を飲みながらやってみました。その日が、たまたま“13日の金曜日”だったので、映画「13日の金曜日」に登場する“ジェイソンマスク”を作ってみました。
▶︎野島の「ジェイソンマスク」はこちら!
https://twitter.com/nojimahirofumi/status/1238292113764134912
もともとプラモデルやラジコンなどを作るのも好きで、ペイント道具やプラモデルの工具もいっぱいあったので、それを引っ張り出してきて作ってみたところ、思いのほか上手くいきまして。そして何よりも、めちゃくちゃ良い時間つぶしになりました。とても楽しく作ることができました。
その数日後、ちょうど弟(声優・野島健児)の誕生日だったので、粘土でショートケーキのミニチュア作りにチャレンジしました(冒頭写真)。特にイチゴのパーツにこだわり、0.5㎜くらいのサイズの種を1個ずつ粘土で作って、イチゴに埋め込みました。なぜか僕は、この面倒な作業が大好きで、不思議と無心でやり続けることができるんですよね。お酒を飲んでいるのに、なんでこんなに細かい作業ができるのか、自分でもよく分かりませんが(笑)。これが、思った以上にリアルにできて、SNSでも「イイネ!」を大量にもらいました。
好評だったので、今度はパンを作ってみました。「天空の城ラピュタ」(スタジオジブリ制作の長編アニメーション)に登場する、トーストの上に目玉焼きを乗せた“ラピュタパン”です。
今度は“とにかく小さく作ろう”と思い、標準の食パン(6枚切り)のサイズからミニチュアのサイズを導き出して、約1cmの食パンを形成し、焼き目の色付けして、目玉焼きを粘土で作って……。こだわった点は、黄身の上にうっすら乗った“白身の色合い”です。
▶︎野島の「ラピュタパン」はこちら!
https://twitter.com/nojimahirofumi/status/1240801136845545472
このように、僕はもともと多趣味で、やり出すと、とことんハマるタイプなので、粘土細工をやってみて、“自転車もこんなふうにハマっていったんだな”と改めて感じましたね。しかも、自転車は乗るだけではなくカスタムからハマったタイプなので、自転車作りが好きな僕には、ぴったりの趣味でした。
趣味のコラボという点では、今度は粘土で自転車パーツを作ってみようと画策中です。作った際には、ぜひこの番組でご報告させていただきます!
さて、5月2日(土)〜5月5日(火)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」では、元プロロードレーサーでサイクルロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」大会ディレクター・栗村修さんをお迎えしてお届けします。お楽しみに!