LEGENDS 岩崎宏美〜シアワセノカケラ〜

2020年4月

ゲスト:岩崎良美さん





「今週のスポット・ライト」のコーナー。
ゲストは、歌手の岩崎良美さんです。
岩崎良美さんは、今年でデビュー40周年を迎えられました。そして宏美さんはその5年先輩でこちらもキリの良い45周年を迎えられます。

1980年「赤と黒」で歌手デビューしてから「あなた色のマノン」や「タッチ」など数々のヒット曲を歌唱。
1984 年頃から俳優としても活動をはじめ、「スクールウォーズ」などにレギュラー出演。
1990 年には朝の連続ドラマ「花真珠」で主演を務めました。
宏美さん曰く、「花真珠」の時は関西弁の役を演じるにあたって“かわいそうなくらい苦労していた”と今でも覚えているとか。
当時は、台本が届いてからアクセント用のテープが届いていたそうですが、撮影の当日にそのテープが届いていたとか。
関西の出身だったら台本をぱっと見てイントネーションは理解できますが、関東出身の良美さんにはとても難しく、自分では関西弁のイントネーションをしているつもりでも違ったり…わけがわからなくなることが多かったそうです。

そんなデビュー当時のお話もありつつ、最近の宏美さんはよく良美さんと姉妹で会う機会が多かったそうです。
宏美さんが引っ越しをするということでそのお手伝いを頼んだとか。
“断捨離”については宏美さん以上だという良美さん!
片付けが好きすぎて、それに関連したお仕事もしたいなと思っているほどだそうです。
宏美さんも、もし歌手になっていなかったらインテリアやお掃除に関連したお仕事をしたいくらい家にまつわることは大好きだとか。
2人にとって掃除はストレス発散のひとつ。自分で家をパワースポットにできるすてきな行動ですね。

そんな岩崎良美さんは、4月にニューアルバム「Chanter chanter chanter」を発売しました。
「40周年を迎えて、これからはもっとカフェでおしゃべりをするみたいに肩の力を抜いて歌っていきたい」というテーマを元に良美さんが詩を書き、製作された一曲がアルバムタイトルにもなっている「Chanter chanter chanter」だそうです。
お掃除をしながら心地よく聞けるような一曲となっています。

矢沢永吉氏のバンド「Z's」のリードギター・椿本匡賜さんのプロデュースによるアコースティックシリーズ第3弾。
良美さん曰く、とても紳士的で才能あふれる素敵な方だそう。しかし、椿本さんは詞先で楽曲を作る方。良美さんは今まで曲先で作詞をすることばかりだったためにすこし戸惑ったそうです。
それでも、その分しっかり気持ちの入ったアルバムになっているそうです。

40周年ということで、過去の歌を振り返ってみるとそれぞれの曲ごとに思い出がよみがえるそうです。
良美さん自身も驚いたそうですが、リハーサルなどで昔の歌をうたっていると「当時の情景や、その時に恋をしていた男の人を思い出したり」して恥ずかしくなってしまったり・・・音楽の力を感じたそうです。
他にも、当時はリズムから外れないようにばかり意識していた歌も、今は歌詞を感じて歌えるようになってまた感じ方も変わっているそうです。
尾崎亜美さんに書いていただいた歌も、「公衆電話で自分で書いた詩を電話で伝えて、それでできた歌だったな…」と思い返したりもしたそうです。
今ではもう無くなってしまった公衆電話だそうですが、当時の岩崎家の3姉妹はみんなおしゃべりが大好きなのに家に電話がひとつしか無かったのでよく外の公衆電話を使いに行っていたなと思い出すとか。これは宏美さんも初耳の思い出だそうです。


最後に岩崎良美さんから、「今年は悲しい出来事もいっぱいあったりしてますけれども、デビュー40周年ここまでこれたのはたくさんの方々のおかげだと思っているので、これからを大事にひとつひとつ歌って、おしゃべりして、表現を続けていきたいなと思います。よろしくお願いいたします。」とのコメントをいただきました。


岩崎良美さんからのお知らせ

*ニューアルバム「Chanter chanter chanter」発売中
*6月2日(火)銀座ヤマハホールにて
『岩崎良美40周年の感謝を込めて《グラサヴ》』

その他、詳しくは岩崎良美さんのオフィシャルHPをご覧ください。