今夜のJazz&Vocal Nightは毎月恒例の『JAZZ LIFE』最新号から新曲を中心にお届けしていますが、
火曜日のMCだった行方均さんの訃報を受けて、前半は行方さんにまつわる楽曲を3曲お届けしました。
1曲目はビートルズの「レット・イット・ビー」。
行方さんは自分の誕生日がビートルズ来日と同じことをとても誇らしげに語っていました。
2曲目はバド・パウエルの「ウン・ポコ・ロコ」。
ビートルズからジャズにのめり込んでいったきっかけの1曲だったようです。
3曲目は行方さんが立ち上げた日本のジャズ・レーベル"サムシン・エルス"から。
NYの若手ミュージシャンを集めたスーパーバンド、スーパーブルーの「サマータイム」でした。
次からは『JAZZ LIFE』4月号からのご紹介です。
表紙のパット・メセニー。
先月、6年ぶりのスタジオ録音アルバム『フロム・ディス・プレイス』をリリースしました。
お届けした曲はハリウッド交響楽団のストリングスも参加している「ラヴ・メイ・テイク・アホワイル」でした。
続きまして、2月中旬に来日公演を行ったベーシスト、カイル・イーストウッドです。
あのクリント・イーストウッドの息子さんですね。
昨年12月にリリースされた『シネマティック』は映画音楽のカヴァー集、そちらから「グラン・トリノ」をお届けしました。
こちらの曲の作家にはジェイミー・カラムもクレジットされています。
そして、日本ジャズを若きトランぺッター、類家心平。
彼がが率いるバンドRS5pbがバンド名をタイトルとしたアルバムをリリースしました。
お届けした曲は類家のオリジナル「DADA」でした。
お次は楽譜コーナーに掲載されているジャッキー・マクレーン。
1959年、ルディ・ヴァン・ゲルダー・スタジオで録音されたアルバムから、お届けした曲は「アイ・リメンバー・ユー」でした。
最後に続けてマクリーンの同アルバムから「レノックス街116番地」を聞きながらでお別れです。
来週は19時台から行方均さん特集です。
(★写真:収録アルバム『スウィング、スワング、スウィンギン』ユニバーサル ミュージックUCCQ-9212)