『モテパパ・アカデミー』♪♪
【我が子に好かれるんじゃない。”モテる”のだ。】をコンセプトに、
全国のパパの皆さんを応援しています♪♪
2月24日(月)の放送では、話題の絵本「おにぎりはどこからきた?」をご紹介!
この絵本の著者、小沼敏郎さんをスタジオにお迎えし、絵本「おにぎりはどこからきた?」の魅力や想いをお話しいただきました。
★絵本「おにぎりはどこからきた?」を読めばモテパパ間違いなし!?
井門: 「おにぎりはどこからきた?」、すごく面白い絵本ですが…内容を教えてください!
小沼: おにぎりから始まる冒険の絵本です。ママが作ってくれたおにぎりは、富士山より高い山(で採れたヒマラヤ山脈の岩塩)やくまも食べている鮭など…、世界中から集まった食材でできており、おとぎ話もいいけれど、現実の世界もすごいぜ!ということを子どもに伝える絵本です。
「読めばモテパパ間違いなし!」だと思います!
井門: お米ひとつをとってみても、農家の方が一生懸命育てたお米が精米されて、皆さんのご家庭に届く、そういう“過程”があるんだというお話ですよね!
全ての食材には“過程”がある、そして関わっている人がいる、ということを教えてくれている絵本なんですが、実は「日本一難しい絵本」とも言われていて…これはなぜですか?
小沼: これは難しいというより正確には、子どもに読み聞かせるのに非常にエネルギーを使う絵本でして…、
コンビニのおにぎりもそうですが、「そのおにぎりは誰が運んできたの?」、「運ぶトラックはどこからきたの?」、「そのトラックのタイヤを作っているのは誰?」というように、
パパ、ママ、だれが読んでいても大人次第でどこまでも深めていける、それだけで世界をつなげていけて、おにぎりひとつをとっても世界中の何万、何億の“ひと”や“しごと”が関わっているんだという話なので、
どこまでも話を広げられるという意味で、『日本一難しい、日本一エネルギーを使う絵本』ということになっています!
井門: なるほど!登場人物は、おにぎりの妖精の『ニギニギ』がいて、主人公の兄弟である、お兄ちゃんの『ゆべし』と妹の『すあま』、それから『くまのはっさく』というぬいぐるみがいて…、
(絵本の)最初の方はセリフがあって、それぞれ喋っていることを読み聞かせすれば大丈夫なのですが、途中から絵だけしかなくてどこを読めばいいのか…笑
これが子どもに説明するのりしろなんですよね!?
小沼: はい、そうです!
井門: ここで子どもの疑問にお父さん、お母さんが答えていってあげる、それはきっと自分の学びや気づきにもなるでしょうし、すごくいいですね!
そして『おにぎりはどこからきた?』のWEBサイトもあるんですよね?
小沼: はいそうなんです、解説のサイトがあります!
井門: これを読んでいただけると、エネルギーを使いながらちゃんと答え合わせもできていくというか‥!
小沼: 大人のカンペといいますか‥、それを子供と一緒に読むのも良し、事前に勉強して子どもには「すごい!!」って言われるのも良しというような感じです。
WEBサイトだけでも(こう言うと絵本が売れなくなってしまいますが…笑)、読むだけで楽しめるというか、(WEBサイトには)ミニゲームなども今後追加していく予定で、間違い探しのようなページがあるので、そこで問題を出そうかなと思っています。細かく見るといろんな仕掛けが隠されているんです!
※「おにぎりはどこからきた?」WEBサイトはこちらから↓
https://xdokokarakita.com/
★「おにぎりはどこからきた?」は子どもにしっかり教えてあげたいと思うきっかけに!
井門: 「おにぎりはどこからきた?」ですが、これは第一弾と捉えていいんですか?
小沼: そうですね、第二弾、第三弾…とシリーズ化する予定です。
井門: 「○○はどこからきた?」シリーズ?
小沼: そうなんですよ、「○○はどこからきた?」というのは統一して、(テーマは)チョコレートやカレーライス、スマートフォンなど‥、色々なことをシリーズ化してやっていこうと思っています!
井門: 僕たちは意外と疑問に思わないで日常的に触れいてるものってたくさんありますよね!?
それを子どもに聞かれたときに、わからないってなってしまっているなと…、
「おにぎりはどこからきた?」を読んで思いました。
小沼: ありがとうございます!
井門: 知らないことを、何となく説明できた気にはなっているんですが…、
でもそうじゃないよなと、子どもに教えるんだったら、しっかり教えてあげたいな、
というきっかけにもなる絵本だと思います。
★読み方に決まった形式はない!絵本を読みながら親子の対話を楽しんで…!
井門: 小沼さんもお子さんがいらっしゃるんですよね?
森藤: 何歳のお子さんですか?
小沼: 両方娘なんですが、7歳と0歳でして、めちゃくちゃかわいいですね…照
井門: この絵本、対象年齢があるんですが、(小沼さんのお子さんは)7歳だと対象の年齢でもあるんですね!読まれた反応はいかがでしたか?
小沼: 気に入ってくれています!もちろんパパが描いたからという理由で喜んでくれているということもあるんですが…、
意外と作者の意図とは裏腹に、セリフがきれいだからということで暗唱してくれています!
登場人物のセリフで、韻を踏んでいるところがいくつかあるんですが、「そういうとこが好きなんだよね」と‥、同じことを違うように繰り返して言うのが好きと言ってくれて、「そういう感覚なんだ!」と。
ある意味、意図とは違うところなんですが「ここ好きでいてくれるんだ!」と思いましたね。
森藤: (意図したところとは違うところを好きになってくれる…)子どもって面白いですね!!
井門: でも、その“好き”ってすごく大事だし、“好き”がきっとその子の近くに絵本を置いてくれる要素になるわけで…、7歳のお子さんがそういう引っ掛かりをしてくれているというのはすごくいいことですよね!
小沼: はい、とても嬉しいことです!
井門: (この絵本の)対象年齢は3~7歳となっておりますがその理由は?
小沼: 当初3~7歳としていたんですが…、最近良い言い回しを覚えまして…、
3歳から大人までということにしています!
井門: なるほど!確かに大人も考えながら読める絵本ですね!
小沼: 実際に大人の方が感動してくれたりしています!
井門: 最後に、小沼さんの方から番組を聴いているリスナーの方へメッセージをいただけますか?
小沼: 読み方に決まった形式はないので、この絵本を読みながら親子の対話を楽しんでいただけたらと思います!絵本を楽しんでいただけると幸いです!
井門: 親子のコミュニケーションツールのひとつにしていただけたらいいなと思っております!
小沼さん、本日はありがとうございました!