留学経験で気づいた”おおらかさ”は、毎日を楽しくしてくれる!

【2月12日(水)FUTURES ~Sense of Wonder~】 今回のゲストは、2015年にイギリス の ロンドン芸術大学 セントラル・セント・マーチンズへ留学。アートとデザインの基礎を学び、現在は、漫画家・イラストレーターとしてご活躍されている、竹内 絢香さんです!

▼音声はコチラから!





---現在は、どのような作品を描いているんですか?
「イギリスを舞台にした漫画や、イギリスをテーマにしたコラム記事、実体験をベースにしたコミックエッセイを描いています。漫画は娯楽だと思っているので、「楽しかった、面白かった」と思ってもらえると何よりです。あと最近は、読んだ後に気が楽になるものを描ければと思って取り組んでいますね。今、多様性を認め合おうという流れが世間にあると思うんですけど、そんな中で「わからないこともあるけど、それもいいよね」という気持ちは、何を描くときも大切にしています。」


---留学をしたからこそ、今できていることは?
「日常生活を見る目が大きく変わりました。先週したピザのお話のように、日本の生活レベルってものすごい高いと思うんですけど、それがクリアできないからといって自分を責めてしまうとすごく生きづらいんじゃないかと思うようになりました。全然違う環境で実際に生活したことで「自分がこうしなきゃと思っていたことは、私がひとりでそう思い込んでただけなんじゃないかな」ということに気づけたので、最近はそういうことを短い漫画にして発信してます。」


---イギリスの文化を発信する上で大切にしていることは?
「情報を発信する立場にあるので、何か描くときは複数の資料に当たって、その上で愛が伝わるようにしたいなと思って描いています!前に連載していた漫画『探偵シナイ』も、イギリスについて調べていく中で出会った60年代の文化の魅力や現代でも共感できるところなどを発信したいという楽しい気持ちで描き始めました。」


---『探偵シナイ』、どんなお話なんですか?
「60年代のイギリス、スウィンギンロンドンの時代を舞台にして、主人公の探偵とその助手が社会問題ネタを絡めた色々な事件に巻き込まれて…というお話です。主人公は、モッズ 文化を描いた映画『さらば青春の光』の主人公のスタイルを参考にしたり、当時の雑誌や映像を見ながら、面白いなと思ったところを取り入れつつキャラクターを組んだりしています。」


---今でもロンドンに行かれるんですか?
「行きます!本当は、油田が当たれば今すぐ住みたいと思っているんですが…。ここ数年は2年に1回くらい、友達の家に泊めてもらったり、手ごろなホステルなどに数カ月間滞在しながら、現地で流行っているものや文化など、実際に生活してみて見えることを吸収しに行きます。あとは何よりイギリスが好きなので、居るだけで嬉しくて、体が燃え滾ってるのがわかります…!」


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→HP:http://ayakatakeuchi.com


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---様々な価値観を知ることは、毎日を少しずつ過ごしやすいものにしてくれるんですね。
これからも、すてきな作品をお待ちしています!

※今回質問を寄せてくださったフォロワーの皆さん、ありがとうございました!(スタッフK)





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M2. 「The Jet Set Junta」The Monochrome set
  「The Ruling Class」The Monochrome set
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