2020.01.08〜 「ゲスト:鏡リュウジさん①」

第276回 2020年最初のゲストは、 占星術研究家、翻訳家の鏡リュウジさん。 ゲストにお迎えするのは、4年ぶりです!

日本で占星術の第一人者として、
様々なメディアでご活躍の鏡リュウジさん。


杏子「まずは、なぜ占星術の道へ?」

鏡「最初に占星術に出会ったのは、タロットカードなんですよ。
  1970年代の”オカルトブーム”の流れで流行ったみたいで....
  それを子供だから”魔法や占星術と関係ある”って書かれてて
  間に受けちゃったんです。で、今に至るっていう(笑)」

杏子「結構間とばした!!(笑)
   でも、間に受けた後、仕事になるってなかなか無いですよね?」

鏡「中学まではタロットを信じていたんですけど、
  高校入るくらい前に、”あれ?タロットって紙やんけ”って
  冷静に気付いちゃったんですよね。
  こんなんで運勢関係無いって思ったんですけど...
  一方で、”成績優秀の俺が、何故こんなものにハマるんや”
  って葛藤したんですよ。そこで、誰か言い訳をしてくれないか、
  と思って本を読み漁ったら、心理学者:ユングが占いにハマっていた事を知ったんです。
  だったら、これを勉強しようと思って、大学院まで行ってしまいました。」


占い雑誌に投稿したことがきっかけで、
高校の時から占い雑誌の中で、連載を持つようになった鏡さん。
さらにメディアの仕事の経験を積みながら、大学院に進学。

修士号取得後に、現在のように
占星術の第一人者としてさらに活躍の場を広げていかれました。


松室「そもそも、占星術って何ですか?」

鏡「占星術って、1言で言えば、天体と地上の出来事に起こる
  不思議な関係性を、解読して解釈してみようか、
  ということです。
  英語で言えば "astrology = 星の学問 ”なので、
  16世紀、17世紀までは天文学と同じだったんです。
  ガリレオも、コペルニクスも、皆んな占星術師です。
  で、17世紀ごろから、科学と占いに分かれていきました。」


来週は、今年2020年の
杏子と松室政哉の運勢を占星術で見ていただきます!
お楽しみに。


M1. 月の瀬橋 /  浜端ヨウヘイ
M2. 天動説 / 秦基博
M3. Rapsberry Lover / 秦基博