日本の革はすごい! 留学したからこそ気づけたこと

【1月15日(水)FUTURES ~Sense of Wonder~】 今回のゲストは、2007年から2010年まで、ニュージーランドのオタゴ大学へ留学。商学、国際経済学、コミュニケーションを学び、現在は、靴や革文化、ライフスタイルや日本文化の発信を目指す「pirka-lab」を運営されている、太田 春菜さんです!

▼音声はコチラから!





---「pirka-lab」とは?
「「pirka」は「豊か・美しい」という意味のアイヌ語で、自分がこれまで勉強してきたことや経験したことを活かして、もうちょっと世界を良くすることに貢献できたらと思い、立ち上げた会社です。具体的には、革の文化や靴の大切さを発信するために、日本各地の職人さんや工場など、皮革に関わる人たちと共に製品企画や開発をする、プロデューサーのような役割をしています。また、英語の能力を持った人がまだこの事業には少ないので、その点でも何か貢献できたらなと思っています!」


---留学したからこそ今できていることは?
「世界から見た日本の経済を客観的に見ることができるようになったことで、次に何をすればいいのか、どのような可能性を探っていけるかというような視点を持てるようになったことです。視野が広がったことで持つことができたプロデューサーとしての能力は、留学をしないと得ることができなかったと思います。また、海外で何かを学ぶ機会をもらった時に、すでに英語ができるというのはありがたかったなと思います。」


---「pirka-lab」を立ち上げるまでの経緯は?
「浅草にある「台東分校」という靴の学校に通ったことが大きなきっかけだったなと思います。ニュージーランドから東京に戻ってきた後「世界青年の船」という内閣府の事業に参加して、そこで地震や災害、防災の班長をさせてもらったんです。その時に熊本地震のボランティアをさせてもらいながら「どういうものが地震の時に1番大事だと思いますか?」という調査をして、災害と靴の関係に気づかされ、船を降りてすぐに台東分校に申し込みました。はじめは靴を作りたくて通い始めたんですが、皮革の歴史を学んでいくうちに、それがいま抱えている問題を解決していきたいと思うようになって、今に至ります。」


---今後の展望は?
「靴や鞄業界の方と色々お話をさせていただいている中で廃棄寸前の大量の革を目にするきっかけがあって、そういったものから再生の製品を作ろうということを考えています。また、防災に対応したレディースのパンプスやヒールも作りたいですね。革だけでなく、文化やライフスタイルを発信できる会社にして、日本を幸せにできたらなと思っています。」


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---客観的な視点を持つことで気づけた、日本の素晴らしい文化。
そんな春菜さんの生み出す革製品と出会える日を楽しみにしています…!





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■オンエア楽曲

M1.「ええねん」ウルフルズ
→まっすぐな関西弁に勇気付けられる!初心を思い出させてくれる曲!

M2. 「Take Five」デイヴ・ブルーベック・カルテット
→ダニーデンで出会った、心を落ち着かせる時の一曲