(本記事の音声ファイルはコチラ▶
https://park.gsj.mobi/voice/show/16154)
今月のテーマ:《音楽》
ですが、今週はNew Year’s Day Speciealと題して、リスナーさんからの質問にNYのZ世代・ミレニアル世代が答えました!
<本記事を要約すると…>
・2020年はZ世代にとっても「未来的」「SFの世界のよう」
・NYではデートで日本食レストランにつれていき、お箸を上手に使えると一目置かれる?
・NYでオススメの場所は夜景を見渡せる「屋上にかまくらのあるバー」、マンハッタンとブルックリンを結ぶ3つの橋。
・世界中の本格的な料理が集まってきているので、NYでしか食べられないものを食べてほしい。
・Z世代は「その時しか楽しめないExperience」を非常に重んじる
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4人「Happy New Year!!! Welcome to New York Future Lab 2020!!!!!」
(左からメアリー、ミクア、テツ)
シェリーめぐみ「どう?2020年?ミクアちゃん」
ミクア「すごい変。すごいFuturisticだなと思う。」
シェリーめぐみ「未来が来ちゃったって感じだよね。テツはどう?」
テツ「楽しみ。したいことがいっぱいあるから」
メアリー「私は『私の人生どこ行っちゃったの!?』って感じ(笑)一気に2020年になっちゃったから・・・」
綿谷エリナ「今週もニューヨーク在住のジャーナリストで Z 世代とミレニアル世代評論家・シェリーめぐみさんと電話がつながっています。シェリーさんHappy New Year!!!」
シェリーめぐみ「エリーさん、Happy New Year to you too!!! Z世代のミクアが言っていたみたいに、2020年といえばSF映画の世界がついに来ちゃった感じですよね。」
綿谷エリナ「Z世代でもそう思うんですね!」
シェリーめぐみ「そういう感覚が若いのにあるんだなって思っちゃいましたけど(笑)テツにとってはすごく楽しみな2020年、メアリーにとっては2020年がやってきて『私の未来はどこ行っちゃったんだ?』みたいな感覚って言ってましたね」
綿谷エリナ「すごいおもしろい表現だけど『わかる!』って思っちゃいました」
シェリーめぐみ「同じ気持ちの人すごくいるんじゃないでしょうか。戸惑いの多い年が来てしまったからこそ、JapanとNYで未来について一緒に考えていく、それがNew York Future Labです。」
綿谷エリナ「2020年最初のNew York Future Labのテーマは?」
シェリーめぐみ「はい、今月は音楽がテーマなんです。ただ、今日はNew Year’s Day Speciealということで、オンプラリスナーの皆さんからいただいていた質問に3人に答えてもらいます。」
綿谷エリナ「最初はみつばちハッチさん。日本食はCoolだと受け入れられているようですが、
日本食につきもののお箸はどのように使っているのでしょうか。日系の方やなじみのある人ならわかりますが、お店で使ったくらいではお箸を使えるようになりませんよね。お箸ってどう思われているんでしょうか。難しいとか、面倒とか、ありますか?」
ミクア「私の友達はお箸は難しいと思っているから、私が教えてそこから練習する。
難しいから何回も練習して、やっとできるようになるみたい。」
シェリーめぐみ「『難しいからいやだ』とか言われない?」
ミクア「むずかしいからあきらめてフォークやスプーンを使っている」
メアリー「私の友人はお箸が大嫌いだから手で寿司を食べています」
シェリーめぐみ「寿司は手で食べてもいいんだけどね!」
テツ「アメリカ人が日本のレストランに行くと、お箸を使うのが上手じゃなくてもお箸を使っています。下手でも一生懸命使っています。」
シェリーめぐみ「みんな上手に使っているなあと思うけど、あれは頑張っているの?」
テツ「頑張っていると思います。お箸は日本のカルチャーで、日本料理屋に行っている人は日本のカルチャーに興味があるのだと思う。」
3人「Thank You “ミツバチハッチ”!!!」
シェリーめぐみ「みんな友達にお箸の使い方を教えていると言っていましたね」
綿谷エリナ「私もやった!こうやって、えんぴつみたいに持つんだよって」
シェリーめぐみ「ね~。難しくてギブアップする人もいるって言っていましたけど、NYに限って言うと、Japanese restaurantでお箸を上手に使えるとちょっと自慢できるような感じになります。逆に使えないとちょっと恥ずかしい感じになるというか。あと子どもの方が上手で親に教えたり」
綿谷エリナ「わかる!ドイツでもそんな感じで使えるのが普通みたいになってきています」
シェリーめぐみ「ドイツもそうだと思うけど世界的にJapanese restaurantが人気になってきているから、アメリカのミレニアル世代はデートにJapanese restaurantに行くとポイントがあがる、みたいな感じになっています」
綿谷エリナ「そうなんだ!知らなかった~。もっとその話も聞きたいですけど、続き行きましょうか。もう一通頂いています。ラジオネーム『あかはな』さん。
『NYのシェリーさんのコーナー。外国の若い子たちがどんな考えなのか知れるチャンスなので、毎回楽しみにしています。
年末年始は旅行や観光でNYを訪れる人が増えると思います。そんな中、日本から知り合いや友達が来たら、どこを案内しますか?ここだけは行ってほしい!という場所があったら教えてください』」
メアリー「Rooftop Bar。屋上にあるバー。冬にigloo(かまくら)の中で友達とお酒を飲みます。Manhattanにあります」
テツ「Rooftop BarはNYでは本当に楽しい場所。あとBrooklynにおすすめのRooftop Barがある。名前はWestlight。上がるとBrooklynもManhattanも全部見えるからすごくきれい。
あとManhattanとBrooklynをつなぐ3つの橋がおすすめ。橋には歩けるところもあるので、友達が来たら絶対案内します。橋を渡るときの景色もすごくきれい。」
ミクア「友達がNYに来たら、Central ParkとかSoHoのところを案内します。いっぱいお店もあるしいい写真も撮れるし、NYのピザとかおすすめ。イタリア系の人が多いから日本のものと違う。NYにきたらいっぱい色々な食べ物があるから、食べて色んなExperienceを積むと良いと思う」
3人「Thank You “あかはな”!!!」
シェリーめぐみ「“あかはな”さんありがとう!まずオススメNo.1はRooftopなんですよ。
Igloo(かまくら)のあるBarなのですが、実はNYのiglooは雪でできていません。プラスティックのドームみたいな、7~8人が入れるものが並んでいて、外が見えるようになっています。NYの売りはViewなので。メアリーがいっていたお店はThe Empire State Buildingの目の前にあるので景色も素晴らしいです。屋上だけどiglooの中ではあったかい。このiglooのある店、NYではすごく流行っているんです。
それから、ミクアが言っていたみたいに、NYのExperienceといえばやっぱり食べ物。NYの人口のうち3万人は外国うまれ。世界中の人が集まっているからこそ、世界の料理が本格的でおいしいんです。食の“Diversity“。
この世代は旅行先で買い物をするよりも、その場所でしか食べられないものを食べる、とにかくExperienceが大事。Experience Economyなんて言ったりするのですが、前の世代に比べて食や旅行に興味がある世代でもあります。
あと、最近の調査で「アメリカ人が行きたい旅行先(Google Search)」で、No.2がJapanだったんです。2020年は五輪もありますしね」
綿谷エリナ「Google Searchということは、少なくとも気になっている人はたくさんいるということですよね。楽しみですね2020年。で、来週のテーマは?」
シェリーめぐみ「来週は今月のテーマ“音楽”。まもなく行われるグラミー賞についても話しますし、彼らが聞いている日本人アーティストについても触れます」
綿谷エリナ「誰なんだろう!?気になる・・・
みんなへの質問も気軽に送ってください!NY Future Lab、来週もお楽しみに」