12月のアスリートママは、斉藤一郎・立選手のお母さま、三恵子さんです

第4週目・第5週目放送



ロサンゼルス、ソウル・オリンピックと2大会連続で、
柔道95キロ超級で金メダルに輝いた斉藤仁選手。
選手引退後は指導者に転向し、メダリストを育成されてきました。
その斉藤選手のご子息、一郎選手、立選手も柔道の道を歩まれていて、
現在、国士舘大学、高校で選手として活躍されています。


12月のアスリートママは、斉藤一郎・立選手のお母さま、三恵子さんです

第四週は、、、、『早い別離』

仁さんが一郎選手、立選手に徹底して教えていたことがあります。
それは、経験者だから教えられる基本中の基本。
決して、筋肉をつけて強くなれ、ということは言わなかったそうです。

そんな頼れるお父さんが亡くなったのは一郎選手が高校1年、立選手が中学1年の時。あまりにも早すぎる別れとなってしまいます。

ご主人が亡くなる前にある約束をしたと言います。
大きな悲しみのなか、今でも涙がこぼれるなか、その約束が三恵子さんの心の支え。もちろん今でもちゃんと守っておられます。



第五週は、、、『東京オリンピック』

身長190センチ、体重150キロ台と体格にも恵まれた立選手は、
柔道の強豪校・国士舘高校でも大活躍し、「将来のエース」と期待されています。
来年は東京オリンピック。
周りは「一郎選手、立選手のオリンピック出場は?」と期待してしまいますが、仁さんも生前、記者に聞かれるなかで、「まだ若いし、間に合わない」と言っていたそうです。
それは、期待から無理な稽古を続けて、怪我することを避けたいから。

目の前の勝ちや名誉よりも大切なことがある。

三恵子さんも、2人の息子さんに願うことがあります。
それは、柔道に限らず、生きるなかでとても大切なことです。


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