2019年12月28日

西村由紀江のSmile wind

2019年も、残すところ数日。
今年も色々なことがありました。

大きな話題としては、4月24日にアルバム『ピアノスイッチ』をリリースしたこと。

通算40枚目のアルバムで
ピアノの楽しさを広めたいとの思いから、ヤマハ音楽振興会協力のもと、
ピアノを習う人にとって楽しく技法が身につくノウハウを盛り込んだ曲も収録しました。

「スイッチ」という言葉をくださったのは大塚愛さん。
大塚愛さんが、子供の頃ピアノが嫌いになりそうな時に、
私の曲を弾いてさまざまな情景が浮かび、
ピアノが好きになるスイッチが入ったと話してくれました。

ほかにも、豪華客船「飛鳥Ⅱ」での船上コンサートでは、
カナダ―アラスカ3日間のクルーズを体験。

6月3日に横浜港を出港して、
ハワイ、カナダ、アラスカ州を巡り、7月2日に横浜港に帰港する
40日間の「ハワイ・アラスカ、グランドクルーズ」。

乗船は3日間で、1日目は中国筝の伍芳さんとの共演、
2日目はソロ・コンサートを開催しました。


テレビのロケで、両親の生まれ育った種子島へ行き、
自分のルーツを改めて知りました。
そして、校歌を作曲した種子島中学校では、
生徒さんと触れ合うことも出来て楽しい時間を過ごしました。

学校といえば、私がライフワークとしている学校コンサートでも、
岩手県の学校を中心にコンサートを開くことが出来ました。

初めて学校コンサートを開いたのは2001年。
今年で19年目。

岩手(東北)以外にも、
岐阜県立岐阜盲学校でも学校コンサートをしてきました。

岐阜県立岐阜盲学校でのコンサートに加えて、
幼稚園の園児600人の前でもコンサートをしてきました。

今年は幼稚園にも行っています。

テレビ番組の企画で12色にペインとしたピアノを
福島県いわき市の幼稚園にお届けしました。

ピアノが搬入されると子供たちが一斉に集まってきて、
「ここはザラザラだけど、色がないところはツルツルだよ」
「この色はチョコレートね。美味しそう!」など、
色や手触りに対する感性が豊かだったことを覚えています。

今年の台風で被害を受けた幼稚園にピアノを届けてきました。

今年は学校コンサート以外にも、
「スマイルピアノ500」でも東北へ行く機会がたくさんありました。

東北の被災地に、ピアノとピアノの音を届ける活動「スマイルピアノ500」。
東日本大震災で失われたピアノの数は、およそ500台。

「失われたピアノとピアノの音を届けたい」という気持ちから始めたのが、
「スマイルピアノ500」という活動。

皆さんのご協力により、合計で61台のピアノを届けることができました。
ピアノをお譲り頂いた皆さん、ありがとうございます。

2011年、4月9日から始まった「スマイルピアノ500」。
最初にお届けしたのは、岩手県の山田町
電子ピアノを届けさせてもらいました。

「スマイルピアノ500」の活動も、今年で9年目。

実は、11月に岩手の学校コンサートでは、
「ピアノを届ける、ピアノで繋がる」をテーマに授業をしたんです。
先生になりました。

冬の時期は道路事情の問題から、しばらくお休みしますが、
春にはお届けを再開します。

もう少しお待ちください。







番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。

メールの方は、番組ホームページから!
ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。


「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。エピソードと一緒にご紹介します。

被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、震災でピアノを失った方、またピアノを譲って下さる方からのご連絡をお待ちしています。
番組、または、私、西村由紀江のホームページまでご連絡ください。

お待ちしています!
http://www.nishimura-yukie.com

あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。