12月のアスリートママは、斉藤一郎・立選手のお母さま、三恵子さんです

12月8~9日OA

ロサンゼルス、ソウル・オリンピックと2大会連続で、
柔道95キロ超級で金メダルに輝いた斉藤仁選手。
選手引退後は指導者に転向し、メダリストを育成されてきました。
その斉藤選手のご子息、一郎選手、立選手も柔道の道を歩まれていて、
現在、国士舘大学、高校で選手として活躍されています。



12月第2週は、、、、『自宅道場でお父さんが指導』

当時、家族は大阪、仁さんは東京に単身赴任という生活。
斉藤仁監督は、日本の柔道を強くするという使命を担っていました。
そんな多忙な生活のなか、長男・一郎さんの「柔道をやってみたい」という言葉を聞いて、
早速、自宅1階の和室を柔道畳に変えて、稽古を始めたそうです。
2人の息子たちは、地元の道場に通う一方で、自宅で最高の個人稽古を受けることになります。

最初は、和気あいあい。
でも、そのうち監督が本気モードになる様子は、
まるで『巨人の星』のようで、三恵子さんは見守るしかなかったそうです。
ただ、それを絶対に自宅の外ではやらなかった。
だから、ある時期まで一郎選手と立選手が斉藤監督の息子だと知る人は、ほとんどいなかったそうです。
『偉大な選手の息子』という見られ方をしなかったことが良かったと三恵子さんは語ります。


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