I Got Rhythm~音楽が生まれる時

I Got Rhythm~音楽が生まれる時

その音楽が誕生し、愛されてきた理由を、残された証言者や音源から紐解いていく音楽ドキュメンタリー番組。
毎回、旬なアーティストやジャンルの話題+切り口でその源流を辿り、掘り下げていきます。

過去の放送(radikoタイムフリー)

または

#32『I got rhythm 音楽が生まれる時』 概要と選曲リスト

2019/11/8 (金)12:00
是非これを見ながら聴いてください!


今月のテーマ:「ポップに、キャッチーに!お茶の間を沸かすコマーシャル・ソング」
(第1回:民間ラジオ、テレビ創世記のコマーシャル・ソング)
パーソナリティ:濱田 高志(音楽ライター、アンソロジスト)


<番組のトーク・パート(概要)と選曲リスト>

― 今月は、「ポップに、キャッチーに!お茶の間を沸かすコマーシャル・ソング」と題して、日本のコマーシャル・ソングの世界を紐解いていきます。今回は、民間ラジオ、テレビ創世記のコマーシャル・ソングを中心にお届します。

 世界初のCMソングと言われているのは、イタリアの登山鉄道「ヴェズヴィアナ鋼索線」のCMソング「フニクリ・フニクラ」です。アメリカ初のCMソングは、1966年に胃腸薬「アルカセルツァー」のCMで使われた「No Matter What Shape (Your Stomach's In)」です。
 日本のコマーシャル・ソングは、1796年に平賀源内が歯磨き粉「嗽石香」のために作詞作曲した宣伝曲や、1934年に古川ロッパが歌った、明治キャラメルの宣伝曲「僕は天下の人気者」がありますが、一番初めに電波に乗ったオリジナルCMソングは、1951年9月7日に流れた、小西六写真工業(現:コニカミノルタ)の「僕はアマチュアカメラマン」です。

M1「明るいナショナル」ダーク・ダックス
 作詞作曲は三木鶏郎です。

M2「光る東芝」ダーク・ダックス
 作詞は峠三四郎、作曲は越部信義です。

―現在は同じスタッフが競合他社のCMソングに関わることはありませんが、当時はおおらかな時代で、ダーク・ダックスは同業他社の企業のCMソングをたくさん歌っていたそうです。

M3「カステラ一番 電話は二番」ひばり児童合唱団
 オッフェンバックのオペレッタ「天国と地獄」の替え歌です。クレジットはされていませんが、アレンジは宇野誠一郎です。

M4「エンゼルはいつでも」若草児童合唱団
 1951年に、ラジオ番組「森永エンゼルタイム」のために書かれたテーマ曲。

M5「キスミー・セクシー・ピンク」スリー・キャナリーズ
 1959年に作られた「キスミー コスメチックス」のCMソング。作詞が野坂昭如、作曲がいずみたくです。

M6「ヤン坊マー坊の歌」中森孝子
 1961年、「ヤンマーディーゼル」のCMソング。作詞が能勢英男、作曲は米山正夫。

M7「明治マーブルチョコレート」久里千春、ハニー・ナイツ
 1962年に作られた「明治製菓」のCMソング。作詞は「翼をください」と書いた山上路夫、作曲はいずみたく。

M8「ブタブタ子ブタ」森の木児童合唱団
 1963年「エースコック」のCMソング。作詞が水木ひろし、作曲は桜井順ですが、この2人は同一人物です。

ー一家に一台テレビが普及する前は、街頭テレビや、テレビのある近所の家にみんなで集まってみるといった光景が見られたものですが、その当時、ヒット曲を連発していたCMソング作曲家、三木鶏郎は、CM音楽の開祖とも言えます。
 三木鶏郎は、日本最初のCMソングを作って以降、「トムとジェーリー」や「鉄人28号」等のテレビ番組主題歌をヒットさせ、その後はテレビ番組の制作や、広告のコピー、商品のネーミングなどを手掛け、マスコミ界に君臨しました。
 門下生には、永六輔や野坂昭如、いずみたく、越部信義、五木寛之、伊藤アキラなどがおり、多くの才人を輩出しまいた。
 ここからは三木鶏郎が作った代表的なCMソングをいくつか紹介します。

M9「僕はアマチュア・カメラマン」灰田勝彦
 冒頭でも紹介した、コマーシャル・ソング第一号として知られる曲。小西六写真工業が三木鶏郎に依頼して作られた曲です。歌詞に「アマチュアカメラマン心得五ケ条(ピンボケ、構図、露出、ブレ、二重撮り)」を読み込み、コミックソングにしたものです。

M10「キリンレモン」ダーク・ダックス
 1961年「キリンレモン」のCMソング。昨年には発売90周年を迎え、アイドルグループBiSHや声優の水瀬いのりがカバーしました。

M11「ルルの歌」伴久美子
 1957年の三共製薬・風邪薬「ルル」のCMソング。現在でも、有村架純がCMで歌っています。

M12「秋はセンチメンタル」由紀さおり
 先ごろ亡くなられた、イラストレーターの和田誠がプロデュースした「三木鶏郎ソングブック」の中から1曲。三木鶏郎の歌は、コミックソングだけでなく、リリカルソング(抒情的な歌)もたくさんあり、この曲はその抒情的な歌の代表といえます。
 和田誠は、敬愛していた三木鶏郎と命日が一緒で、運命的なものを感じます。
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