本日のJazz&Vocal Nightは隔月発売『JAZZ批評 〜特集:私のとっておきのジャズ・ヴォーカル』からのご紹介。
まず1曲目は表紙にもなっています、ヘレン・メリルがクリフォード・ブラウンが共演している「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」。
本誌の特集内でかなり人気が高い1曲でした。
2曲目はサラ・ヴォーンが同じくクリフォード・ブラウンと共演しています。
曲は「バードランドの子守歌」。サラはこの曲以外にもヴォーカリストとして人気が高かったです。
3曲目はエラ・フィッツジェラルド「ミスティ」。
ここまでの3曲はどれも耳なじみのある女性ヴォーカリスト定番の1曲でした。
4曲目から8曲目まではMC行方さんが選んだ曲です。
まずビリー・ホリデイ、曲は「レディ・シングス・ザ・ブルース」、1956年カーネギーホールのライヴ録音でした。
この曲はピアニスト、ハービー・ニコルズの曲にビリー本人が作詞したそうです。
5曲目はカサンドラ・ウィルソンが歌うビートルズ・ナンバー、「ストロベリーフィールズ・フォーエヴァー」。
6曲目は"21世紀の歌姫"、ノラ・ジョーンズ。
「ドント・ノー・ホワイ」が有名ですが、同アルバムに収録されている彼女が作詞・作曲した「カム・アウェイ・ウィズ・ミー」でした。
7曲目はトランペット奏者のヴォーカル、チェット・ベイカー。
中性的な声が魅力的な彼の曲は「ザット・オールド・フィーリング」をお届けしました。
8曲目はトロンボーン奏者のヴォーカル、ジャック・ティーガーデン。
酔いどれ節のような歌声が魅力的です。
曲は「アラバマに落ちた星」でした。
(★写真:収録アルバム『ディス・イズ・ティーガーデン』ユニバーサル ミュージック TOCJ9330)
最後はフランス・ジャズ・ヴォーカリスト、ブリジット・フォンティーヌ。
彼女がシカゴの前衛集団、アート・アンサンブル・オヴ・シカゴと共演している名曲「ラジオのように」でした。
来週は「ジャズとロックはお友達」と題してロックを素材にしたジャズを特集します。
お楽しみに(^^♪