☆ジャーナリスト、シェリーめぐみさんの新コーナー「NY Future Lab」
毎週水曜日は「NY Future Lab」
今月のテーマは《食べ物》
前回はラーメンについてニューヨーカーの若者たちが熱く語ってくれましたね!今回は寿司やラーメンなど、定番な日本食《意外》の食べ物!
日本は実はふわふわブームを起こしていたんです…
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綿谷エリナ「綿谷エリナのOn The Planet この時間はニューコーナー
『NY Future Lab』です」
シェリーめぐみ「世界のZ世代がきになって話題をみんなでおしゃべりする『NY Future Lab』、出演は」
キサラ「キサラです」
ミクワ「ミクワです」
メアリー「メアリーと申します」
アレスタ「アレスタです」
シェリーめぐみ「ありがとう、そして私シェリーめぐみでお届けします」
綿谷エリナ「今週もニューヨーク在住のジャーナリストでZ世代とミレニアル世代評論家
シェリーめぐみさんと電話が繋がっています、シェリーさーん!ニューヨークはどうですか?」
シェリーめぐみ「エリナさ~ん!なんだか寒いんです、ニューヨーク!」
綿谷エリナ「東京も肌寒くなってきましたよ~」
シェリーめぐみ「そうなんですね。実は明日からノーイースターという嵐 、冬の嵐が来るそうです」
綿谷エリナ「えぇ!?」
シェリーめぐみ「なんだか、結構風が強くて雨が降る、という台風並みのものが来るらしいです…なので今夜予定されているヤンキースの試合、もしかしたら中止になってしまうかもなんです…」
綿谷エリナ「あら…野球ファンは少し残念なお話ですが」
シェリーめぐみ「そんなお天気です」
綿谷エリナ「お天気情報ありがとうございます。ニューヨークの若者たちはどうですか?」
シェリーめぐみ「今週も『NY Future Lab』ニューヨークの若者と一緒に、これからの未来を想像してみようというコーナーなんですが…今週もZ世代(10代〜22歳くらいまで)の日本語が喋れる4人
17歳の大学生キサラ、
16歳の高校生ミクア、
21歳の株トレーダーアレスタ、
22歳の大学生メアリーが登場してくれます」
綿谷エリナ「今月のテーマは食べ物!先週はニューヨークのラーメンブームでニューヨークのラーメン一杯2000円もするから、高校生や大学生はインスタントやカップヌードルを食べている、という話をしてくれましたが…今週は?」
シェリーめぐみ「寿司、ラーメン以外にもホント色々あるのでそをのあたり聞いてみました」
アレスタ「アメリカ人が好きなのは面白いものとか、たい焼きかな」
シェリーめぐみ「たい焼き流行ってるの?」
アレスタ「うんアメリカで、すごい面白いじゃん。魚のシェイプで。甘いものアメリカ人すごい好きだから」
シェリーめぐみ「アメリカ人最近あんこ食べるの?」
アレスタ「そうねえ、シュークリームのクリーム焼き?」
シェリーめぐみ「あークリーム入ってるのね、あんこの代わりに。メアリーはどう?」
メアリー「パフェとか」
シェリーめぐみ「パフェ、日本のね」
キサラ「もちアイスクリーム」
全員「「「「もちアイスすごい流行っている」」」」
キサラ「日本のチーズケーキ。アメリカと日本のチーズケーキ全然違って、」
メアリー「日本のチーズケーキ柔らかくてすごくふわふわだから。味もあまり甘くなくてたくさん食べられる」
シェリーめぐみ「たくさん食べられる(笑)」
ミクワ「私の友達はノリが好きで、パックみたいなのにノリが入ってる」
メアリー「よく食べます」
アレスタ「チップスみたいに」
シェリーめぐみ「ノリがスナックとして売ってるのよねアメリカでは。いろんな味があるじゃない、わさび味とかバーベキュー味とか。それをおやつに食べるんでしょ?」
アレスタ「あーラムネも流行ってる。日本の、あのpopするやつ知ってる」
シェリーめぐみ「日本のラムネ?」
キサラ「フェスティバルとかで」
シェリーめぐみ「フェスティバルで?みんな普通に飲んでるの?」
アレスタ「ほとんど、どうやって開けるかわからないから教えないといけないけれど、面白いよ。」
メアリー「形も可愛いし、みんな好き」
シェリーめぐみ「あぁそうラムネ…」
シェリーめぐみ「エリナさん、ノリスナック!先月の特番の時一緒に食べましたよね!」
綿谷エリナ「食べましたよね!私たちもヤミつきになっちゃいますよね!
それにしても、チーズケーキってニューヨークの名物ですよね?まさか日本のチーズケーキが人気って…面白いですね!」
シェリーめぐみ「これも逆輸入って形なんですが、食感が全然違うんですよ。ニューヨークのチーズケーキはやっぱりクリームチーズみたいなしっかり食感なんだけど、日本のチーズケーキはふわふわチーズケーキと言って凄く人気です。ちなみにふわふわ関連だと、ふわふわパンケーキも とても人気です。ふわふわトレンドが日本から来てるね」
(10月17日(木)のシェリーめぐみ from NY《日本のふわふわチーズケーキ》の話をしたよ!→
https://park.gsj.mobi/news/show/60261)
綿谷エリナ「へ~。でもそれは、4人が日本ルーツだからではなく、全体的に流行ってるんですよね?」
シェリーめぐみ「そうです!やっぱり、日本の食べ物は形のかわいさだったり、食感の珍しさだったり、人気がありますね」
綿谷エリナ「へ~!」
シェリーめぐみ「でもそんな彼らとしては、アメリカ人に日本の食べ物を、こんな風に食べてほしいと言う思いがあるんですよね」
綿谷エリナ「それ聞きたいです!」
シェリーめぐみ「アメリカ人の友達に食べさせて見たいものってある?」
ミクワ「もうちょっとトラディショナル、オーセンティックなジャパニーズフードを食べた方がいいと思う」
シェリーめぐみ「例えば?」
ミクワ「寿司でも、普通のスーパーにも売ってるけど比べたら全然違うし」
シェリーめぐみ「本物を味わってほしいと言うことね」
ミクワ「そっちの方が美味しいから」
アレスタ「やっぱりお金かな。どのくらい使えるか。寿司とかも」
キサラ「ニューヨーク、何でも高い」
ミクワ「なんでも高くなって来た」
シェリーめぐみ「日本の食べ物高いよね」
アレスタ「流行ってるからね。わかってるんだよ、買うって」
シェリーめぐみ「流行ってるから、お客さんが高くても来るから?
キサラ「違う国のものだから」
アレスタ「本当の日本食は日本から持ってくるから」
シェリーめぐみ「輸入して来るからね」
キサラ「若い人でニューヨークに住んでいて、お金がないと色んなところに行けない。だからみんな私が働いている店で食べてほしい。安いしいっぱい種類があるから」
シェリーめぐみ「居酒屋ね。何て言う名前のお店だっけ」
キサラ「ビレッジ横丁」
シェリーめぐみ「ビレッジ横丁ね」
キサラ「はい」
シェリーめぐみ「あとはどんなもの食べてほしいと思う?」
ミクワ「たこ焼き、知らないから」
シェリーめぐみ「たこ焼きにカツオぶしかけると」
アレスタ「あーそうだ、動くからね」
シェリーめぐみ「熱いたこ焼きにかつお節かけると熱で動くからね」
キサラ「《どう言う風に動いてるの?すごーい!》って言われる」
シェリーめぐみ「なんで動いてるのって聞かれるの?」
ミクワ「まだ生きてるの?」
シェリーめぐみ「それでみんなびっくりするの?」
メアリー「びっくりします」
シェリーめぐみ「たこ焼きのかつお節が動くのに驚くんですニューヨーカーは!」
綿谷エリナ「私も小さい頃、母の《たこ焼きの上に乗っている鰹節はね、生きてるんだよ》っていう冗談に騙されてました」
シェリーめぐみ「あっ!!そう!!やっぱりそう言うものなんだ!!!」
綿谷エリナ「そうみたい(笑)でもオーセンティックな日本食を食べてほしい、という思いがあるんですね」
シェリーめぐみ「そうね。やっぱりスーパーなんかにお寿司はいっぱい、どこにでも売っているんです。でも冷蔵庫に入っているんでスーパーのお寿司って冷たいんですよ」
綿谷エリナ「あ~~そっか…」
シェリーめぐみ「法律で決まっているのでね。食品はそういうこともあるから、やっぱり本物を食べてほしい。でも値段が高い、若者にはなかなか手が出ないことを心配している、という」
綿谷エリナ「う~ん…そうね~…」
シェリーめぐみ「定食なんかは、日本で1000円のものもアメリカでは2500円と凄く高い」
綿谷エリナ「え!そうなんだ!?」
シェリーめぐみ「高いですよね」
綿谷エリナ「あら、それは…そうか、倍以上ですもんね。手が出ないですよね」
シェリーめぐみ「そうなんですよ。しかもこの世代は学費が高くて大変って言われてるんだけど…前の世代より、今の若者はケチになってきてるんです。金銭感覚事態変わってるんですよ」
綿谷エリナ「は~」
シェリーめぐみ「これ日本も同じで、リーマンショックなど経験して、親が苦労しているのを見ているので…だからお財布の紐が固くなっています」
綿谷エリナ「うんうん」
シェリーめぐみ「体に良いものを食べたいけど、これ以上高いと限界がある…っていう金銭感覚があるので、お寿司屋さんに行くより、今の若者は居酒屋に行くのかな?って感じがしますね」
綿谷エリナ「色んなものを食べることができますし、居酒屋は居酒屋で楽しみ方はありますよね。さて!ニューヨーク・フューチャーラボ、来週も日本の食べ物の話題ですね?」
シェリーめぐみ「来週はちょっと切り口を変えて、今アメリカのZ世代の大きなトレンドになっている、ヴィーガン、ベジタリアンについて」
綿谷エリナ「楽しみ! そして、4人への質問も募集しています。
ニューヨークで流行っている日本の食べ物について、個人的な質問もお寄せください」
シェリーめぐみ「お待ちしています!」
綿谷エリナ「シェリーさんありがとうございまし!!たニューヨーク・フューチャーラボ、来週もお楽しみに」