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夏には夏の、おすすめ温泉

今日は夏におすすめの温泉のお話。冬のイメージが強い温泉ですが、夏には夏のおすすめ 温泉があります。

今日は夏におすすめの温泉のお話。

ひとつは、炭酸水素塩泉。重曹効果で肌の汚れを落として、湯上がり後は体温を逃がすので、清涼の湯と呼ばれています。もうひとつのおすすめは、アルカリ性のツルツル温泉。アルカリ度の強いお湯が肌に触れると、弱酸性の皮膚がとけて、炭酸水素塩泉のように、肌をツルツルすべすべにしてくれます。

アルカリ度の高い温泉といえば、例えば長野県の昼神温泉。pH9.7で、お湯に触れると、肌がツルツルとなります。泉質は美白効果のある硫黄泉なので、女性に嬉しい美肌の湯として人気です。

アルカリ度の高い温泉、もうひとつおすすめは、三重県の榊原温泉。その昔、清少納言が枕草子の中で「有馬の湯、玉造の湯」と並んでたたえた「七栗の湯」というのが、今の榊原温泉です。その後も、多くの和歌に謳われ、特に「恋の病」を癒す温泉として知られていたそうです。温泉人気ナンバーワンの草津温泉は、恋の病以外すべての病に効く、と言われていますから、草津と榊原温泉に入れば、病知らずの体になること間違いなし。榊原温泉はアルカリ度が高く、源泉温度そのままの、低い温度の湯船があるので、夏にぴったりです。

ちなみに、7月7日、日本橋のアンテナショップ、三重テラスで、三重の温泉を紹介する予定です。夏こそ温泉、今日ご紹介した、冷泉、炭酸水素塩泉、アルカリ性温泉を探して夏も温泉を楽しんでみませんか。