【フレデリック RADIO VISION】#2

「フレデリック百科事典 AtoZ」では、 フレデリックを改めて、そして新たに知ることのできる 「百科事典」を作ってみよう!ということで、 3月最後の放送までの毎回、1つのアルファベットをもとに フレデリックのすべてを暴いていきます! 今回は三原の「M」



【M】
■MIHARA(みはら)…フレデリックのメンバー、
双子の三原兄弟が育った三原家について。
「三原」の名字を持つ人の人口は、およそ32,800人。
三原さんは大阪・福岡・島根に多く、彼らの出身地の兵庫県には
2,000人ほどいるそう。


健司:三原家は僕らの上に姉が2人いて、4人姉弟で。
1番上のお姉ちゃんが10個離れとって、2番目のお姉ちゃんが
3つ離れとって…。もう…1番上のお姉ちゃんがお母さんみたいな
存在やったよな。

康司:もう。俺らのこと育ててくれとった感じやったもんな(笑)

健司:兄妹の中で一番頭いいよな。大学もフランス語を学んでたし、
中学校の成績も全部、90点以上取るみたいな。

康司:でも趣味とかはさ、結構シュールなもの好きやったもんな。

健司:多分、その姉ちゃんがいたから今の俺らがある感じあるよな。
音楽性もすごい変わってて。

康司:だいぶ濃かった気がするねんな(笑)。
今で言う「サブカル女子」みたいな感じ。
本棚に「ゴリラーマン」ある女子ってなかなかいないと思う…
マンガもやし、CDもやし、フィギュアも置いてあったり。
趣味がめっちゃ多かった気がする。
これ、どこでゲットするん!?みたいなマンガとか…

健司:「Y氏の隣人」とか、「笑うせえるすまん」とか。
ブラックジョークみたいなマンガとか、
その棚から俺らも面白いもの見てたりな。

康司:だいたい、深夜起きてたしな。
ラジオとかもめっちゃ聴いとった。芸人産の追っかけしてたり…

健司:「爆笑オンエアバトル」とか、めっちゃ録画してた!

康司:野性爆弾、くっきー!さんっていま大ブレイクやけど、
その結構前当時から見てたもんなー。

健司:でも、2番めの姉ちゃんがめっちゃ怖くってな…

康司:健司はよく喧嘩しとったな(笑)。
健司が公園で姉ちゃんの背中に砂をかけて、
めちゃめちゃ姉ちゃんが怒って、健司がかわいそうなくらい
ボコボコにされてるのをよく覚えてる(笑)。
よう喧嘩してたわ、やり返したりもしてたしな…

健司:康司は姉ちゃんから借りたCDをけっこう粗末に扱ってたな、
俺やったらもう、殺されてる…(笑)
でも、康司だけは許されてる感あったよな。

康司:俺は末っ子だからずるいところやなと思うんやけど、
健司がしてる悪いことをめっちゃ見てたから、なんかそれを見て
学んでた気がした。『これをやると怒られるんやな』とか(笑)
俺はゆったりしとったというか…ボーッとしとったから…

健司:康司はボーッとしとったな(笑)

■Manager(マネージャー)…影に日向に、アーティストを支える存在。
フレデリックは、現在7代目が現場マネージャーを担当。


健司:チーフマネージャーの三ツ木さんとは何年の付き合い?
初めて会ったのは2012年の12月2日、「愛はズボーン」の企画で
「(神戸)スタークラブ」に出た時に三ツ木さんが見に来てくれて…

康司:よく覚えてるなぁ。

健司:三ツ木さんってテンション上がったらそのまま出るやん。
体全体にも、表情にも出るし。動きとか出るやん。その時も
『君たち本当に良かった!いいと思う!頑張っていこう!』って
言ってくれて、っていうところからの出会いで。
俺らが東京に上京する前に、東京の仕事がある時に
車中泊が多かったのを見かねて、三ツ木さんが
自分たちの家の一部屋を貸してくれて。

康司:そこに俺ら寝泊まりしてな。おいしいカレー作ってくれてなぁ…

健司:シーツとか布団も4人分買ってくれてな。

康司:ほんまに、なんかもうすごい恩がありすぎる人や。

健司:まぁ…酒癖悪いけどな(笑)。初めの頃は
それをめっちゃ隠しててわからなかったんだけど、
顔に出てないだけでめちゃくちゃヤバかった(笑)。

康司:そうやな(笑)。でも、いいよな。そういう、
極端にそうなれる人って安心するよな。

健司:あんな素直な人いる!?みたいな。

康司:“ピュア”やな。ホンマにこの言葉が似合うな〜。

健司:何でも顔に出るし。俺らがライブしとって、PA卓をパッと見て、
三ツ木さんがすっごい嬉しそうな顔してる時に
『俺らいいライブできてるな』って思う。

康司:いや〜、マネージャーの話いっぱいしたのって初めてちゃう?