2019年9月度放送振り返り~平野啓一郎の“そろそろいい時間”~

小説家・平野啓一郎がお送りする PEOPLE ~平野啓一郎の“そろそろいい時間”~ 2019年9月度の放送を振り返っていきます。


●夏はいいかがお過ごしでしたか?
⇒平野さん:中国の上海で行われたブックフェアに招待され、サイン会や対談をしたりしました。

・ファンの方との交流は?
⇒平野さん:翻訳本は6冊目なので、前回中国に行った時よりもファンが増えてました。

・対談された方は?
⇒平野さん:例えば、作家の蒋方舟さん。
 中国版Twitterと呼ばれている「weibo」でフォロワーが830万人いる有名人です。
 彼女が、「マチネの終わりに」を気に入ってくれて、今回オファーして頂きました。
 私も最近weiboのアカウントを開設しました。

●新聞連載小説「本心」について
⇒平野さん:自分の母親が亡くなってしまい、その孤独に耐えられなくなった主人公が、母親そっくりのバーチャルリアリティの母親を某企業に作ってもらい、対話しているうちに、バーチャルリアリティなのに心を持っているような感じがしてしまう...というような話です。

⇒平野さん:バーチャルリアリティはゲームで注目されていますが、もう少し人間の日常に近いところで、心の孤独を埋めるような存在として社会に広がったらどうなるか、ということを書いていこうと思いました。

・ジャンルでいうとSFですか?
⇒平野さん:ちょっと近未来ですけど、あまりSFっぽくなり過ぎないように書こうと思っています。

●朗読は『「カッコいい」とは何か』からの一節をお送りしました。

【ONAIR リスト】
・「Mine All Mine」/ Van Halen
・「Jet to Jet」/ Alcatrazz
・「Remembering Isle of Wight」/ Selim Slive Elementz
・「Clarity(ft. Foxes)」/ Zedd
・「Rubberband of Life (ft. Ledisi)」/ Miles Davis
・「Identity」/ Benjamin Jephta

#番組公式Twitter→@sukima_sorosoro
#平野さんTwitter→@hiranok
#トムセンさんTwitter→@djyoooh

●こちらでも、過去の放送の一部を 聴くことができます。是非ごチェックしてみて下さい。
webサイト「note」(https://note.mu/sorosoro
音声配信アプリ「Himalaya」