ON THE PLANET

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パーソナリティ


武田俊

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今、私達は、膨大な情報の中で“何”を選択したらいいのでしょうか?地球レベルの“今”を知覚するには、適切なキュレーションが必要。そんな中、リアルに世界を自分の足で知覚している人、肌で知覚している人がいます。それは、バックパックを背中に背負って、一人で世界に出ていくバックパッカーと呼ばれる“自由人”。彼らがDJとなり、知的好奇心を楽しんでいる人達、楽しもうとしている人達と共に一緒に作りあげていく。

8月26日(月)のシェリーめぐみ from NY

2019/9/2 (月)15:10
☆ジャーナリスト、シェリーめぐみさんのコーナー「シェリーめぐみ from NY」
アマゾンの森林火災。地球の肺とも言われているけど、こんなに火災が起こって大丈夫なの??どうやって火災と戦っていく?
今回はこの話題をピックアップ!

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武田俊「シェリーめぐみ from NY!お話を伺うのは、ニューヨーク在住のジャーナリスト シェリーめぐみさんです。もしもしシェリーさん!」

シェリーめぐみ「武田さーん、こんばんはー!」

武田俊「今晩も宜しくお願いします~」

シェリーめぐみ「お願いします~今日はね、ちょっと心配になるニュースです」

武田俊「ほうほう、なんでしょう?」

シェリーめぐみ「先週からアメリカだけでなく世界のメディアを賑わせているアマゾンの熱帯雨林の火災についてお伝えします。日本でも報道されていますよね?」

武田俊「はい、されてますね」

シェリーめぐみ「アマゾンの熱帯雨林は地球の肺と呼ばれ、酸素の20〜25%を生み出している、大切な場所なんです。ところがこのアマゾンで今年に入って7万5千件もの山火事が起きているんです」

武田俊「改めて聞くと凄い数の火事が起きているんですね」

シェリーめぐみ「ちょっと怖いですよね。これは去年の2倍近い数で、2010年以降の毎年の平均も大きく上回っています。アマゾンはアメリカ合衆国の半分の面積を持っていますが、実にその半分のエリアで火災が起きていて、その様子は衛生写真でもはっきりと見えています」

武田俊「うんうん」

シェリーめぐみ「それで一体アマゾンで何が起きているのか?なんですが…」

武田俊「はい」

シェリーめぐみ「ブラジルという国は2010年以降、国を挙げてアマゾンの熱帯雨林の破壊と戦ってきました。ところが経済が後退し、去年当選したボルソナーロ大統領(極右とされる)は、経済開発優先、もっとアマゾンを農業や畜産に利用しようという方向で、森林伐採の制限を緩和してきたんです」

武田俊「ほうほう」

シェリーめぐみ「そのため、今回の火災も、伐採した森林を燃やして農地にする動きが山火事の原因と見られています」

武田俊「なるほど」

シェリーめぐみ「この火災に対し、ボルソナーロ大統領は当初《消すためのお金はない、そもそも火災は環境保護団体による放火》と根拠なく言っていたんです」

武田俊「お、おぉ…」

シェリーめぐみ「これに対し、ヨーロッパ、特にフランスのマクロン大統領が《これは世界の危機。私たちの家が燃えているのに、対応しないなら貿易で圧力をかける》と宣言をしました。それを受けて、ようやくブラジルは火災の鎮圧に軍を投入すると発表しました」

武田俊「あぁ…」

シェリーめぐみ「今日(8月26日)終わったG7の重要議題にもなり、アメリカやヨーロッパも救援に乗り出して消火活動始めたところなんですね」

武田俊「はい」

シェリーめぐみ「でもまだ燃えているということなんですが、こうした熱帯雨林の消失はブラジルに限ったことではないんです。
メリーランド大学の調べでは、世界で毎年ベルギーと同じサイズの熱帯雨林が消失していると。ベルギーの面積は日本の1/10くらいなんですけど…」

武田俊「毎年…なんだろう、日本と比べるとそんなに大きく見えないですけど、でも毎年その面積が無くなっているというのは結構危機を感じますね」

シェリーめぐみ「そうですね、そして今年はそのペースが上がり、去年より4割増しという」

武田俊「う~ん…」

シェリーめぐみ「気になる地球温暖化との関係については、今回の火災の直接の原因ではないが、高温で乾燥した気候により延焼しやすくなっていると。また、熱帯雨林は地球の酸素を生成し、温室効果ガスを吸収しているが、これが失われサバンナになってしまうと、温室効果ガスが吸収されなくなるから、温暖化はますます進行するというサイクルに…」

武田俊「はい…」

シェリーめぐみ「今世界では、この火災をきっかけにこうした問題意識が高まっていると思うんですが、実は若いミレニアル&Z世代のアメリカ人の間では、アマゾンの森林破壊はこの火災のニュースのずっと前から問題視されていたんです」

武田俊「そうなんですね」

シェリーめぐみ「そう。特に、 アマゾンの森林破壊が進んでいる理由は、世界の肉の需要に応えるためという認識が広がっていたんです」

武田俊「ほう…畜産のための面積を拡大するために伐採や破壊が進んでいると」

シェリーめぐみ「はい。その結果、ここ数年肉を食べたくない若者、ヴィーガンになる若者が増えています(もちろん健康や動物愛護のためという人も多い)。
実は今ヴィーガンである人たちをずっと取材しているんですが、話を聞くたびに《環境のために肉を食べたくない》という人が日に日に増えているのを凄く感じます」

武田俊「ほう、そうなんですね」

シェリーめぐみ「この現象の一つとして、今アメリカの最大のヒット食品の一つは豆などで作られた擬似肉バーガーで、バーガーキングなどでも売り出され、ファストフード離れしていた若者が戻って来ているというニュースもあります」

武田俊「ベジミートなんかは日本でも専門店なんかで売られていますが、バーガーキングで採用されているのは、凄く勢いを感じますね」

シェリーめぐみ「そうですね、今こういうのがとても勢いのあるプロダクトなんです。
こうやって環境のために肉を食べないのは、焼け石に水かもしれませんが、彼らがそれだけ切実に地球の危機を感じているのは間違いないと思います」

武田俊「はい」

シェリーめぐみ「今回も山火事の報道で、火災と戦うための方法としていったい何が出来るかということをメディアで出し、寄付できる環境保護団体のリストと共に、森林伐採の原因となる紙の消費を減らそうとか、肉の消費を減らそうなどをアドバイスされていると」

武田俊「はい」

シェリーめぐみ「大変大きな影響を与えるセレブリティ、例えばレオナルド・デカプリオは 、アマゾンの森林破壊と戦うNPOを主催していますが、彼も今回の火災鎮圧のために5億円の寄付を発表しました」

武田俊「おぉ」

シェリーめぐみ「今世界でね、こういう動きが見られていて。もしかしたら世界が変わるんじゃないかと言われているんです」

武田俊「国によっての事情は様々だと思いますが、もう少しサステナブルな意識を持って環境問題とか考察していければ良いなと思いますね」

シェリーめぐみ「そうですね」

武田俊「シェリーさんありがとうございました。様々なアメリカ情報満載なシェリーさんのブログ《megumedia》もチェックしてみて下さい!」

★MEGUmedia.com: シェリーめぐみの”一歩踏み込んだ”NY情報マガジン"

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