吉武「こんなに空港から近かったんだねぇ。」
井門「そうですね、前に来た時はもっとぐるっと回ってきたような…。」
橋本「確かに!山の上からブルーシートで覆われた家屋を見たのを覚えてます。」
永尾「道路も徐々に整備されて今は空港から車で10分なんだよ。」
2016年4月に発生した熊本地震から3年の月日が経ちました。
僕らが熊本に初めて向かったのは震災後1ヶ月半が経った5月末。
地震の影響で観光客が激減しているという情報を聞いて、 いても立ってもいられなくなったからです。
だって僕らに出来る事は「旅をする」事だから。
なんとか僕らの番組を聴いた方に、熊本を旅して欲しかったから。
その熊本もあの地震から3度目の夏を迎えようとしています。
まだまだ大変な場所も多くあります。
だけどそんな大変な中でいくつも芽吹いた希望の芽もある。
今回のKIKI-TABIはそんな希望の芽を訪ねる旅です。
僕らが最初にお邪魔したのが益城町です。
冒頭で「10分で云々」と話していたのは空港から益城町の距離なんですね。
震災直後の光景から随分と町の様子も変わった益城町。
至る所で道路工事や宅地の工事が行われています。
その益城町の中でも最も大きな仮設団地、テクノ仮設団地へと向かいました。
永尾「ここに美味いプリンがあってさ。 前に来た時は一人で全種類制覇しちゃったもん(笑)」
井門「いいおっさんが何をしてんのさ(笑)」
そんな風に笑っていたのですが、後で永尾Dの気持ちがよく分かることに…。
僕らがお邪魔したのは益城町で明治時代からお店を営んでいる岡本商店さん。
今も仮設店舗で営業を続けられていますが、お店の形態は昔懐かしい駄菓子屋さんです。
お店に御挨拶をした時も地元の女の子が駄菓子を買いに来ていて、
奥様が相手をしていたんだけど、その姿がとても微笑ましいの。
“あぁ、地元の子供達にとって特別なお店なんだなぁ”って。
そのやり取りを見ているだけで心がほっこりする。
ずっと、ずっと、この風景は無くしちゃいけないなよなって思ってしまう。
こちらの御主人・矢野好治さんにお話しを伺いました。
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