本日20時台Jazz& Vocal Nightのプレゼントは『JAZZ 批評』最新号〜ブルーノート総選挙〜 後編

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今夜のJazz&Vocal Nightは先週から『Jazz批評』ブルーノート総選挙特集、TOP5の紹介。

先週発表したのは、

12位 ソニー・クラーク / (1957) ソニー・クラーク・トリオ
12位 バド・パウエル / (1949&1951) ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol. 1
11位 ケニー・バレル / (1963) ミッドナイト・ブルー
10位 アート・ブレイキー・クインテット / (1954) バードランドの夜Vol.1
9位 ハービー・ハンコック / (1968) スピーク・ライク・ア・チャイルド
8位 ハービー・ハンコック / (1965) 処女航海
7位 バド・パウエル / (1958) ザ・シーン・チェンジズ
6位 アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ / (1958) モーニン  でした。

今夜の1曲目は5位。ジョン・コルトレーン「ブルー・トレイン」でした。
60年のコルトレーン自身も一番のお気に入りで挙げている曲です。

2曲目は4位、エリック・ドルフィー『アウト・トゥ・ランチ』から「ハット・アンド・ベアード」。
このアルバムをリリースした後、36歳で亡くなってしまったのでこれが遺作です。
彼の死後、遺品となったバスクラリネットとフルートは、ドルフィーの両親からコルトレーンに贈られたそうです。

3曲目は3位、ソニー・クラーク『クール・ストラッティン』。
彼は唯一この曲が特に日本でヒットし"ブルーノートの代表曲"とも言われ、有名になりました。

4曲目は2位、ソニー・ロリンズ『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』から「ソニームーン・フォー・トゥ」。
数ある"ヴィレッジ・ヴァンガードの夜"というアルバムの第1弾。初めて彼が自分のバンドを連れて出演したライヴ録音でした。

最後は堂々の1位、キャノンボール・アダレイ feat.マイルス・デイヴィス『サムシン・エルス』でした。
このアルバムはマイルス・デイヴィスがリーダー作、収録曲「枯葉」が有名ですね。
聴いていただいたタイトル曲もマイルスのオリジナルです。
(★写真:収録アルバム『サムシン・エルス』ユニバーサル ミュージック UCCQ-9412)

来週は『ジャズライフ』最新号から新曲を中心にお届けします。
お楽しみに(^^♪