今年はブルーノート80周年、そして6月はビートルズ来日月、ということで、BlueNote Meets The Beatles と題してジャズのビートルズ・ソング特集です。
そして、今月のテーマ曲もカサンドラ・ウィルソンの「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」です。
まず1曲目はリー・モーガンの「イエスタディ」。
ポールが作った曲はジャズ・ヴァージョンでも成立する、改めてポールの底力を知る1曲です。
2曲目はスタンリー・タレンタインの「キャント・バイ・ミー・ラヴ」。
こちらのヴァージョンにはイントロがありますが、オリジナルはいきなりヴォーカルから始まり、それがビートルズ・ソング人気の秘密でもあるようです。
3曲目からは1996年にリリースされた女性アーティストによるビートルズ・カヴァー集に収録された曲をいくつか…。
まずは大西順子のピアノでジャリーサが歌う「ゲット・バック」。
大西順子はピアノ、キーボードを演奏しています。
次はホリー・コールが歌う「夢の人 I've Just Seen A Face」。
この曲はアメリカ盤に慣れ親しんだホリー自身が選曲したそうです。
そして、ジャズ・ヴォーカルの女王同士、唯一の競演、カサンドラ・ウィルソンとダイアン・リーヴスが歌う「カム・トゥゲザー」。
もう1曲、ダイアン・リーヴスが歌う「トゥモロー・ネヴァー・ノウズ」もお届けいたしました。
最後はグラント・グリーンが演奏する「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」でした。
ビートルズの発表からわずかでカヴァーしたジャズ・ミュージシャンはウェス・モンゴメリーとこのグラント・グリーン。
この曲は1970年作「グリーン・イズ・ビューティフル」に収録されてます。
来週はジャズ・ライフ最新号の特集です。
お楽しみに☆彡
(★写真:M1・M2・M7 収録アルバム『ブルーノート・プレイズ・ザ・ビートルズ』ユニバーサルミュージック TOCJ 66241)