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ヒマラヤ登山に関する記録をまとめた「ヒマラヤン・データベース」によりますと、
1953年にエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが初登頂に成功して以来、
これまで4000人を超える人々がエベレスト山頂に到達しそうとのこと。
そのヒマラヤ登山、最近、登山会社の料金が大幅に下がって、登山者がかなり増えている
そうです。
年間登山者が、昨年、これまで最高を記録、今年もそれをうわまりそうだとか!
ということで、今回はネパール観光・トレッキング専門現地旅行会社 「ヒマラヤン・アクティビティーズ」代表・春日山紀子さんに「エベレスト登山事情」をうかがいました。
・ネパールでは「登山」と「トレッキング」が分かれている。
「登山」は登山器具などを使って標高6000m以上の頂上を目指すもの。
「トレッキング」は標高6000m以下の山々を登山器具などを使わずに歩くこと。
・エベレスト登山を扱える登山会社はネパール国内で約2500件ほどあるよう。
(春日山さんの会社は、登山素人でも楽しめる「トレッキング」をメイン)
・みなが一度に登頂できるわけではないので、山頂を目指す登山者たちで渋滞となることもあるそう。
・今の時期から9月頃までは観光のオフシーズン。
6月頃から雨期に入り、雨期が明けるのが9月末頃になるため。
カトマンズに限って言うと季節は日本の四季と似ていて、3月~4月頃の春の季節や、10月~11月頃の秋の季節が気候もよく旅行者が増える。
・ここ10年ほどの間に、昔は徒歩でしか行けなかった場所にも車道がどんどん延びている。
トレッキングコースには標高5500mを超えるような場所も含まれるものの、どこにも山小屋があるのでテントや食料を持って行かなくても楽しめる。
・おすすめ料理は「モモ」。
カレー味の小籠包のようなもの。主に水牛のひき肉を具に入れて作る。日本人なら口に合うはず!
▼ 「ヒマラヤン・アクティビティーズ」
http://www.himalayanactivities.com/
▼春日山紀子さんBLOG「日々のネパール情報」
http://dailynepal.blogspot.com/