東北の被災地に、ピアノとピアノの音を届ける活動「スマイルピアノ500」。
東日本大震災で失われたピアノの数は、およそ500台だと言われています。
「失われたピアノとピアノの音を届けたい」という気持ちから始めたのが、
「スマイルピアノ500」という活動。
みなさんのご協力により、合計57台のピアノを届けることができました。
ピアノをお譲り頂いた皆さん、ありがとうございます。
今回は、57台目のピアノをお届けしたご報告。
57台目にピアノは3月にお届けしたのは、岩手県の陸前高田市の佐々木さんのお宅。
当日は、どピーカンでお届け日和
順調に家な中へピアノを運びこみ、
みんなが集まる居間に設置。
佐々木さんのお宅は、海の見える高台の素敵な家で、
当日は、ご連絡をいただいた佐々木さんご本人と、
佐々木さんの息子さんとお嫁さん、2歳のお孫さん、
佐々木さんの娘さん、佐々木さんのご主人のお姉さんと、ご主人のお母さん。
さらに、ご近所さんの菅野さんと菅野さんも駆けつけてくれてくれました。
なんと、総勢9名でのお出迎え!
リビングに置かれたピアノを調律師の小野寺さんが鳴らすと、
皆さんから「オー」という歓声が、、、
今回、弾き初めを担当したのは
中学3年生までピアノを弾いていたという佐々木さんの娘さん。
ご主人のお母さんがご用意してくれた、
海でとれたばかりのヒジキのほか煮物、自家製の白菜キムチ、
炊き込みご飯などをご馳走になりました。
実は今回、ピアノをお届けした佐々木さんと
お出迎えをしてくれた2人の菅野さんは高校時代の同級生。
驚いたのは、2人の菅野さんのお宅にもピアノをお届けしていたんです。
2011年の冬に仮設に電子ピアノをお届けした菅野さん
2018年の夏にアップライトピアノを届けした菅野さん
今でも佐々木さんと2人の菅野さんはご近所同士。
さらに驚いたのは、今回ピアノを譲ってくださった福島県の蛭田さんと、
ピアノをお届けした佐々木さんも実は知り合いだったんです。
今回は、いろんな出会いがあった「スマイルピアノ500」の
ピアノのお届けでした。
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番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。
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「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。エピソードと一緒にご紹介します。
被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、震災でピアノを失った方、またピアノを譲って下さる方からのご連絡をお待ちしています。
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お待ちしています!
http://www.nishimura-yukie.com
あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。