今夜のJazz&Vocal Nightは『ジャズ批評』最新号、〜生誕90周年 ビル・エヴァンス特集〜でした。
まず1曲目はビル・エヴァンス「枯葉」。
『ジャズ批評』企画のアンケートで一番好きなアルバムとして票が多かった『ポートレイト・イン・ジャズ』に収録され、このアルバムが人気の高い理由です。
(★写真:収録アルバム『ポートレイト・イン・ジャズ』[MQA/UHQCD] ユニバーサル ミュージック UCCO-40032)
2曲目はジム・ホールと共演したアルバム『アンダーカレント』(こちらのアルバムが人気2位でした。)から「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」でした。
3曲目は1956年リリースのアルバム『ニュー・ジャズ・コンセプション』に収録されているソロ・ピアノ「ワルツ・フォー・デビイ」と続けてソニー・クラークの「マイ・コンセプション」でした。
一説にはビルがソニー・クラークの同曲をパクったとか?!…ので聴き比べてみました。
5曲目は「N.Y.C.’s NO LARK」。
ニューヨークにひばりはいない、というタイトルですが、これは友人であるソニー・クラークが亡くなった翌週に作られた曲です。
次の2曲は『ジャズ批評』の中で掲載されている行方さん選曲です。
まずは1966年のノルウェーでのTVライブ演奏「星影のステラ」、そして1968年モントルー・ジャズフェスでの演奏「いつか王子様が」でした。
最後はビル・エヴァンスが在籍していた時のマイルス・デイビス・セクステット演奏の「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」。
ビルのピアノのイントロ〜マイルスのペット〜ジョン・コルトレーンのサックス〜のキャノンボール・アダレイ…という豪華な1曲です。
来週はジャズ〜映画音楽特集です。
お楽しみに☆彡