3月4日(月)オンエア楽曲 〜otonote〜

3月4日(月)otonote

11:31 I Love You / deadbundy
11:35 Holograms / Tiny Ruins
11:47 Superfly / Curtis Mayfield
11:48 Pusherman / Curtis Mayfield

12:02 Roll Up / Wiz Khalifa
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【オヒル ノ オト:選曲担当 バンド「GOMES THE HITMAN」のベーシスト、須藤俊明さん】

12:10 I Saw The Light / Todd Rundgren
12:12 Build Me Up Buttercup / The Foundations
12:15 Any Major Dude Will Tell You / Wilco
12:18 Love Grows Where My Rosemary Goes / Edison Lighthouse
12:21 Sweet Caroline / Neil Diamond
12:24 Baby,Now That I’ve Found You / The Foundations

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12:34 I Want Love To Find Me / Brenda Russell
12:43 Lost In Paris feat. Goldlink / Tom Misch

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【オヒル ノ オト】
選曲家、DJ、音楽ライター、レコード店バイヤーなど、
様々な形で音楽のお仕事をされている方に
毎回テーマをたてていただき選曲をしていただく20分!
お昼のひととき、心地よい選曲でお楽しみください♪

今日の選曲担当はバンド「GOMES THE HITMAN」のベーシスト、須藤俊明さんです!

今回は「映画監督ファレリー兄弟と音楽」をテーマに選曲していただきました!


以下、選曲リストとコメントです。

1. I Saw The Light / Todd Rundgren
「ジム・キャリーはMr.ダマー」の音楽も担当してるトッド・ラングレンですが、この曲は映画 「キングピン/ス トライクへの道」で一瞬流れるだけです。
しかし、この馴染みのある名曲が流れると、とてもいいシーンに見え るので不思議です。
主役ウディ・ハレルソン、そしてビル・マーレイの怪演が素晴らしい映画です。私の最も好 きな映画の一つです。
 
2. Build Me Up Buttercup / The Foundations
彼らの代表作「メリーに首ったけ」はミュージシャンのジョナサン・リッチマンが出演して歌も 歌っているのですが、なぜかこの曲が一番印象的です。
ザ・ファウンデーションズについては 何も知らなかったのですが、60 年代後半のイギリスのソウル・バンドのようです。
ちなみにこの曲の作者トニー・マッコリー(マカーリー マ コウレイ?Tony Macaulay)は「刑事スタスキー&ハッチ」のデビッド・ソウルが歌う「やすらぎの季節」やフィフス・ディメンションの「夢の消える夜」などの名曲の作者です。

3. Any Major Dude Will Tell You / Wilco
ジム・キャリーとレネー・ゼルウィガーが出演している映画「ふたりの男とひとりの女」を観ていたら、知っている曲だけど何かが違う・・・?という音楽が流れてきたので調べてみたら、スティーリー・ダンの74年のアル バム「プレッツェル・ロジック」に収録されてる「気どりや」という曲を2000年にWilcoがカバーしたバージョンでした。
ファレリー兄弟の映画は私に馴染みのある60年代や70年代の音楽だけではなく90年代以降のバンドなどもいろいろ流れるので面白いです。
 
4. Love Grows Where My Rosemary Goes / Edison Lighthouse
2001年の映画「愛しのローズマリー」も名作です。
ジャック・ブラック、グウィネス・パルトローが出演している映画です。この映画で印象に残る のはエジソン・ライトハウスの「恋のほのお」Love Grows (Where My Rosemary Goes)です。
この曲もトニー・マッコリー(?)の曲で、エジソン・ライトハウスは70年イギリスの1発屋らしいです。

5. Sweet Caroline / Neil Diamond        
ドリュー・バリモアとジミー・ファロンが共演してる「2番目のキス」は、いい加減な邦題な気がしますが、大好きな映画です。
今では名司会者なのかモノマネ芸人なのかよくわからないけど有名なジミー・ファロンですが、珍しくこの映画では主役でした。
この映画の中で一番印象に残るのはこの曲、ややネタバレですが、ボストン・レッドソックスの球場フェンウェイパーク名物、 ニール・ダイアモンドの「スイート・キャロライン」です。つまり、球場で大合唱するのですが、
映画見ていても歌いたくなります。  
  
6. Baby,Now That I’ve Found You / The Foundations       
最後にまた「愛しのローズマリー」で流れる曲ですが、これもトニー・マッコリーの名曲です。
6曲中3曲トニー・マッコリーの曲を選んでしまいましたが、音楽がいいだけではなく、映画も好きなものばかりです。
こうしてリストアップしてみると、たぶん漏れてしまった名曲が沢山あると思います。また全部ファレリー兄弟の映画を見直したくなります。  

◆須藤さんは、2月に選曲を担当してくれた「ウミネコカレー」の古里おさむさんからのご推薦です!
近年はバンドの他に、石橋英子さん、ジム・オルーク、uminecosounds、ヤマジカズヒデさんをはじめ、いくつかのグループやセッションなどにも参加。
レコーディング・エンジニア、プロデュースや作曲、ドラム、ギター、キーボードの演奏などマルチに活動中されています。
そして、今月23日には下北沢CLUB QUEでライブ。この日はドラムを担当します。
エレキベースのみを使用して様々な音を重ね合わせたアンビエント作品をbandcamp.comで販売中です。
https://sudohtoshiaki.bandcamp.com/        

【須藤俊明さんHP】
https://alibabarecords.com/sudoh/