『坂崎音楽堂』

洋楽温故知新・第1弾【ニール・ヤング】のライヴ・アーカイブ・シリーズ 最新作 『ソングズ・フォー・ジュディ』を特集。


↑ ↑ 坂崎さんのバッグの中を覗いてみました。

【ニール・ヤング(Neil Young)】
1945年11月12日 カナダ・トロント生まれ(現在73歳)
1966年ロサンゼルスに拠点を移し、
1967年スティーヴン・スティルス等と共に【バッファロー・スプリングフィールド】結成。
しかし、わずか1年(1968年)でグループは解散。
1969年には初のソロアルバム『ニール・ヤング』と、
クレイジー・ホースをバックに作った『ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース』を
立て続けに発表。
その後、次々にアルバムを発表・・・
1970年『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush) 』
1972年『ハーヴェスト(Harvest) 』
1973年『時は消え去りて(Time Fades Away) 』
1974年『渚にて(One The Beach) 』
1975年『今宵その夜(Tonight's The Night) 』
1975年『ズマ(Zuma)』
この後、1976年11月にクレイジー・ホースと共に行なった全米ツアーの中から、
様々な都市で録音された“アコースティック・パフォーマンス”を収録したのが、
今回発表された『ソングズ・フォー・ジュディ(Songs For Judy)』。
※ジュディとは『オズの魔法使い』などで有名な女優ジュディ・ガーランドのこと。

ここ数年のニール・ヤングは、
過去のオリジナルアルバムを最高の音質でリマスターしたり、
貴重なライヴ音源を発表するというライヴ・アーカイブ・シリーズを発表したり、
新作を発表したり…と、まさに、精力的な活動を続けています。

『ソングズ・フォー・ジュディ』
(レーベル:ワーナー 品番:WPCR-11995)から今回ご紹介した曲は・・・
♪孤独の旅路(Heart Of Gold)
 *1972年に発表された4枚目のアルバム『ハーヴェスト』に
   収録されたシングル曲。 1972年・全米1位を獲得。
  *1976年11月7日のテキサス州フォートワースでのライヴ音源。
♪テル・ミー・ホワイ(Tell Me Why)
  *1970年発表のアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』の
    オープニング曲。
  *1976年11月15日のイリノイ州シカゴでのライヴ音源。
♪アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)
  *1976年11月11日のテキサス州ヒューストンでのライヴ音源
♪ヒューマン・ハイウェイ(Human Highway)
  *1976年11月14日のウィスコンシン州マディソンでのライヴ音源
♪ハーヴェスト(Harvest)
  *1972年の名盤『ハーヴェスト』のアルバムタイトル曲。
  *1976年11月22日のマサチューセッツ州ボストンでのライヴ音源
♪シュガー・マウンテン(Sugar Mountain)
  *ニール・ヤングが19歳の誕生日に作った曲。
   1969年発表のデビューソロシングル「ローナー」のB面にカップリング。
  *この「シュガー・マウンテン」のアンサーソングとして作られたのが、
   同じくカナダ出身の女性シンガーソングライター、
   ジョニ・ミッチェルの「サークル・ゲーム」だそうです。  
  *1976年11月22日のジョージア州アトランタでのライヴ音源。

この『ソングズ・フォー・ジュディ』は、
1976年の全米ツアーに同行していた写真家:ジョエル・バーンスタインが
当時の会場PAに繋いだカセットで録音した音源をもとに作られたもの。
選曲は、同じくツアーに同行していた、音楽ライター:キャメロン・クロウと
ジョエル・バーンスタインが担当。

■気になるあの曲■
今回は、山口のひろみさんからのリクエストで
♪手をとりあって-Teo Torriatte(Let Us Cling Together)/Queen
をピックアップ。
日本語詞が入ったこの曲は、
1975年の春に初来日したQueenが、母国でさえ経験したことがなかった
日本のファンからの熱烈な歓迎に感激し、その感謝を込めて作った…
と言われています。
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2019年2月25日(月)21時以降となります。
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