本日20時台Jazz& Vocal Nightはバレンタインデー直前、愛のジャズ&ヴォーカル特集でした。

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今夜のJazz&Vocal Nightは、バレンタインデー直前、愛のジャズ&ヴォーカル特集でした。

今月のテーマ曲も「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。
演奏はビル・エヴァンス&ジム・ホール。こちらはジャケット写真が秀逸。
(★写真:収録アルバム『アンダーカレント』UCCU-99019 ユニバーサルミュージック)

まず1曲目はチェット・ベイカーが歌う「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。
彼が歌うことによってこの曲はあらゆるアーティストがレパートリーとして取りあげる代表的な曲となりました。

2曲目はマイルス・デイヴィスが演奏する「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。
チェットの敬愛していたマイルスですが、この曲に関してはマイルスがチェットが歌った後に自分も演奏し録音したそうです。

3曲目はビル・エヴァンス・トリオ演奏、コール・ポーター作曲の「アイ・ラヴ・ユー」でした。

4曲目、5曲目は現代のジャズ歌姫をふたり。
まずはノラ・ジョーンズ、曲は「ザ・ニアネス・オブ・ユー」。
もうひとりはダイアナ・クラール、曲はナット・キング・コールの代表曲「L-O-V-E」。
両曲ともそれぞれの歌姫のピアノ弾き語りでした。

6曲目は先日86歳で亡くなった映画音楽界の巨匠、ミシェル・ルグラン。
彼もジャズ・ピアノを弾き歌います、曲は再び(笑)「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」でした。

7曲目は今年生誕100年、アート・ブレイキー。
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの公式デビュー録音となった「ライク・サムワン・イン・ラヴ」でした。

最後は、本日最後の「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」(…本当に多くのアーティストが取りあげているんですね!!)
演奏者はオルガン奏者のジミー・スミス。なかなか敬虔な楽曲に仕上がっています。


来週は『JAZZ LIFE』最新号から新曲を中心にお届けします。
久しぶりに音楽ライターの早田さんの登場です。

お楽しみに(^^♪