本日の20時台 JAZZ&VOCAL NIGHTは行方さん著書『ジャズは本棚に在り』特集でした。

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本日のJazz&Vocal Nightは、9か月ぶり行方さん復帰!
先月出版されたご自身の著書『ジャズは本棚に在り〜ジャズ書と名盤』を引っ提げて登場、こちらの著書の中で紹介されている92冊のジャズ関連本とともに楽曲を特集しました。


まず1曲目はチャーリー・パーカー、彼はその生きざまが多くのジャズ小説のネタになっている人物です。
曲は「ラヴァー・マン」。ドラッグ&アルコール漬けだった頃の演奏で、この曲の演奏後、精神病院に入院した、という逸話があるそうです。
(★ジャケット写真:収録アルバム『パーカー・オン・ダイアルVol.1』UCCU-5769 ユニバーサル ミュージック)

2曲目は「イパネマの娘」。
原曲はジョアン・ジルベルトが歌うポルトガル版に、奥さんであるアストラッドの歌う英語版を入れて大ヒットになったボサノヴァの代表曲です。

3曲目はビートジェネレーションを代表する小説「路上」の中で神と崇められている、英・白人ピアニスト、ジョージ・シアリング。
曲は「9月の雨」でした。

4曲目はチェット・ベイカー、彼もドラッグに悩まされた夭折の天才ですが、当時はマイルスに憧れてこの世界にはいったそうです。
曲は「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。この曲はマイルスよりも先に彼がヒットさせたそうです。

5曲目は大西順子トリオ。以前彼女を主人公にした「雨の牙」という小説もあったそうです。
曲は小説の中での紹介されている実話、日本人初!ヴィレッジ・ヴァンガード1週間通し公演での演奏「ブリリアント・コーナーズ」でした。

最後はエリック・ドルフィー、ヨーロッパで客死してしまった最後の録音となった「ハット・アンド・ブレッド」でお別れです。

来週はショー・ビジネス系のヴォーカル特集♪
行方さんも続行です!

お楽しみに(o^―^o)ニコ