『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』第170回

気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で 紹介している≪坂番洋楽データファイル≫(略してSYDF) 今回は「ヒ」の付くアーティスト25回目。


↑ ↑ 井乃頭蓄音団のカトーさん&マネージャーさんから
    差し入れで頂いたチョコレート。ありがとうございました!

『ビリー・オーシャン(Billy Ocean)』
★1950年1月21日、トリニダード・トバゴ生まれ(68歳)。
本名「レスリー・セバスチャン・チャールズ」。
10歳の時、家族と共にイギリスに移住。
10代の頃からロンドンを拠点に音楽活動をスタート。
1971年に「レス・チャールズ」という芸名でレコードデビュー。
1976年、芸名を「ビリー・オーシャン」と改名。
それから8年間、イギリス国内でそこそこのヒットを放っていましたが、
1984年の5枚目のアルバム『サドンリー(Suddenly)』からのシングルが大ヒット!
  ♪カリビアン・クイーン(Caribbean Queen)
   *1984年・全米1位。
   *この曲の大ヒットでグラミー賞「最優秀男性ポップボーカル賞」受賞。
★このアルバム『サドンリー(Suddenly)』からは4曲のシングルヒットが誕生。
続いて1986年発表のアルバム『ラヴ・ゾーン(Love Zone) 』からも
全米1位となった「サッド・ソングス」をはじめ、4曲のシングルが大ヒット。
そして、その次のアルバム『Tear Down These Walls』からも、
ビリー・オーシャンにとって3曲目となる全米No.1ヒットが生まれています。
  ♪明日へのハイウェイ(Get Outta My Dreams,Get Into My Car)
   *1988年・全米1位。

『ビリー・ジョエル(Billy Joel)』
★1949年 5月9日、アメリカ・ニューヨーク州ブロンクス生まれの
シンガーソングライター。
本名「ウィリアム・マーティン・ビリー・ジョエル」(69歳)。
クラシック音楽に造詣が深かった両親の影響で幼い頃からピアノを始め
14歳で地元のバンド「エコーズ」に参加。
高校時代はバーでピアニストとして働いていたため単位を落とし中退。
その後「ハッスルズ」「アッテラ」といったユニットで活動したものの、
まったく芽が出ず、クラブで“ポール・マッカートニー”等のモノマネをしつつ
ソロデビューの機会をねらっていました。
1971年にアルバム『コールド・スプリング・ハーバー』で
インディーズデビューするも、レコード会社が勝手に録音テープの
再生速度を上げて、まるで別人のようなボーカルで発表。
ビリーにとっては不本意な内容の上、全くの不発。
それから、2年後の1973年、念願のメジャー契約し
アルバム『ピアノ・マン(Piano Man) 』で再デビュー。
タイトル曲の「ピアノ・マン」がシングルカットされ
初のシングルヒットとなっています。
  ♪ピアノ・マン(Piano Man)
   *1974年・全米25位を記録。
   *この曲のヒットもあってアルバム『ピアノ・マン』は
    全米だけで400万枚以上のセールスを記録。
★これに続き、1974年にアルバム『ストリートライフ・セレナーデ』、
そして1976年にアルバム『ニューヨーク物語』をリリース。
そして1977年に『ストレンジャー(The Stranger)』発表。
ポール・サイモンの『時の流れに』などを手がけたプロデューサー:
フィル・ラモーンが手がけたアルバムで、ビリーにとっての代表曲ともなる
名曲が1stシングルとしてリリースされ初の全米トップテンヒットとなりました。
  ♪素顔のままで(Just The Way You Are)
   *1978年・全米3位を記録。
   *アメリカでは、この曲に続きアルバム『ストレンジャー』から
    「ムーヴィン・アウト」「若死にするのは善人だけ(Only The Good Die Young)」
    「シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン」もシングルヒットしています。
   *当時、アルバム『ストレンジャー(The Stranger)』は
    1000万枚以上のセールスを記録し、所属する
    コロンビアレコードではサイモンとガーファンクル
    『明日に架ける橋』を抜いて最も売れたアルバムになっています。
★この『ストレンジャー』からは、日本独自のシングルもあります。
コマーシャルにも使われ、イントロの口笛が印象的な曲です。
  ♪ストレンジャー(The Stranger)
   *1978年、日本のシングルチャートで2位を記録!
★アルバム『ストレンジャー』を契機に、
スーパースターへの仲間入りを果たしたビリー・ジョエル。
1978年に「マイ・ライフ」「オネスティ」など収録したアルバム
『ニューヨーク52番街(52nd Street)』をリリースし、
1980年、アルバム『グラス・ハウス(Glass Houses)』を発表。
その中からのシングル曲が大ヒット。
  ♪ガラスのニューヨーク(You May Be Right)
   *ガラスが割れる印象的なイントロでアルバムを象徴する曲。
   *1980年・全米7位。
  ♪ロックンロールが最高さ(It's Still Rock And Roll To Me)
   *1980年、初の全米1位を獲得。
★この後も、アルバムでは1982年『ナイロン・カーテン』、
1983年『イノセント・マン』、1986年『ザ・ブリッジ』、
1989年『ストーム・フロント』、1993年『リヴァー・オブ・ドリームス』と
話題作をリリース。
シングルでも「アレンタウン」「あの娘にアタック」「アップタウン・ガール」
「ハートにファイア」等々、たくさんの大ヒットを放っています。

:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:
次の更新はネット局すべてのOA終了後
11月19日(月)21時以降となります。
:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+: