Future-lists

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Future-lists 始まりました~!

10月1週目は、コミュニケーションデザイナー、 喋るTシャツの稲沼 さんとM.I.N.E.Oさんにご出演いただきました~。

番組内容:

10月1日(月)

喋るTシャツです。
アパレルブランドを作っています。

喋るTシャツは、音声ではないんです。
会話のきっかけを生むTシャツになっています。

現在、3つのテーマで絶賛販売中です。

①出身地Tシャツ
②サンクスTシャツ
③平成ゆとりTシャツ

それぞれデザインは違います。
どれも一貫したコンセプトがあり、会話を生むプリントのデザインになっています。

初対面の時って、なかなか会話が弾みませんが、このTシャツを着て初対面の人ともコミュニケーションできればいいなと思います。

第一弾の最初のデザインは難しかったです。

ラジオで見せられないのが残念ですが、出身地の県名がひっくりかえっているんです。
クイズになるようになっています。

TOKYOが逆に書いてあって、「逆に書いてあるけど東京ご出身なんですか?」って聞かれるようなデザインです。

僕たちも作る段階で、街コンなどに行って二人のどちらがナンパで成功するかとかやりました。
このTシャツを使って、良い恋愛コミュニケーションを取れるのはどっちだ的な感じで実験しました。

実験をしてから第一弾の出身地Tシャツを出しました。
第二弾はサンクスという事で感謝をコミュニケーションのテーマとして作りました。
これはめちゃくちゃ言葉で説明するのは難しいんです。
普通に見ても見えないデザインなんです。
ある視点を変えると見えるんです。
センスがある人は見えるけど、ない人は見えないTシャツです。
感謝を伝えましょうというコンセプトです。

平成ゆとりTシャツは、今年の夏に発売しました。
これは数字だけなんです。
1989-2019って書いてあります。
何の数字?
センスの良い人は平成ですか?って気づくんです。
ゆとりの部分はLサイズ以上で表してます。

これまでに全部で2000枚ほど売りました。
ビレッジバンガードなどで売ってもらったりしました。

M.I.N.E.Oさんの選曲:
ヤバイTシャツ屋さん/
あつまれ!パーティーピーポー

10月2日(火)

二人は、高校の同級生です。

二人とも高校では目立っていて、コミュニケーション能力に長けていた。
顔がうつらないからラジオはいいけど、周りのイケメンに負けたくないのでコミュニケーションで頑張っていました。(笑)
大学は別だったのですが、お互い何か面白いことをやろうよって言って、稲沼が良いアイディアが生まれたといって呼び出されました。

Tシャツの経緯は、アメリカの留学がきっかけでした。

アメリカ人はやはりコミュニケーション能力が豊なんです。
すごく楽しそうに見えて、こういう掛け合いは日本人にないなと思い、こういう事ができたら楽しい国になるんじゃないかなと思ったんです。
19歳の時でした。
インスピレーションもあり、日本人のコミュニケーションを変えようと思った時に、Tシャツって思いたったんです。

そこでM.I.N.E.Oに相談して、とんとん拍子で進んでいきました。

二人とも必死でしたね・・。
それぞれの都道府県の人を47人呼んで写真を撮りました。
楽しいと思ったからできましたね。
他の人がやっていないからやりたいというのがありました。

稲沼さん選曲:

夜中出社集団/
平成最後の夏休み

平成ゆとりTシャツとFUJIFILMの写ルンですがコラボをしたんですが、この夜中出社集団ともコラボをして、平成最後の夏休みと平成がリンクしました~。

10月3日(水)

◆どこからインスピレーションを受けてるの?

稲沼さん:めちゃくちゃかっこいいこと言って良いですか?

降ってきます。
降ってくるんですよ。
しょうがないですよ~。
(笑)

第三弾の平成ゆとりTシャツが一番言われます。
Tシャツって一番売れるのって夏なので、夏にリリースするのが一番なんです。
六月の半ばまで何も思いついていなくて、やっと6月末に降ってきて、
深夜にM.I.N.E.Oに連絡して、やっときた~と電話したんです。
そこからスピードですね。
その日は寝ちゃいけないと思い、ロゴを作り、見事に没になり、
またロゴを作って、そこからWEB作って、プロモーション考えて・・・。

写ルンですとのコラボHPが本当にすごいんです。
1日で完成させたんです。
普通は2週間かかるんですが・・・。

僕たち計画性がないので、スピードでカバーしています。
思いついたときの走る速さは意識しています。

今後はTシャツを絡めていくと思います。
イベントなど。
コミュニケーションと絡む形でTシャツを活用していきます。
イベントも降ってきたんで、来年の楽しみにしていただければと思います。
アパレル業界でいうと、パーカーなどは考えていません。
Tシャツだけの世界で勝負したいと思っています。
そこがまたビジネス的にも面白いところからもしれません。
アパレル業界で勝負しようとは思っていないので、コミュニケーションをコンセプトとしているのが肝です。

パーカーを出したらあいつら終わったなと思っていただければと思います(笑)

稲沼さん選曲:

SONSUKIMAKARA/
Ping-Pong

友達のバンドなんです。
かなり頑張っています。
大好きなんです。

10月4日(木)

最初まったくお金がない状態でスタートしています。
ちょうどクラウンドファンディングが流行っていた頃で、
僕たちもクラウンドファンディングで資金を集めました。

第一弾の出身地Tシャツはクラウドファンディングで資金を集めて、
2016年の11月の冬にTシャツを売りました。
5月にアイディアが出たんですが、時間がかかって、半年もかかりました。
当時は何の不安もなく売れました。
冬だという事も忘れてました!
周りの人たちが自分たちのプロジェクトを支援してくれて、
身体も使ってアピールしました。
支援募集してますという自らで歩いて活動をしました。

最終的に140万円を集めることができました。

本当にクラウドファンディングってすごいんです。
すごくうれしくて、Tシャツが出来上がった時に普通に届けたくないと思い・・・・。
暴挙出ました~!

手渡しで、300人の人に全国行きました。
これはひどかったというのは、発想は良かったんです。
喜んでもらえたし。

問題は留守が多かったんです。
あと、自分たちだけでやったので時間がかかってしまい、
お客さんを待たせちゃいました。迷惑かけちゃいました。

ただ、1回目でやらなくてもきっと2回目、3回目のどこかでこういう暴挙にでは出てたと思うのでやってよかったです。

稲沼さん選曲:

Bahboon/
NAKED

先輩のバンドです。
海外でライブをやっていて本当にかっこいいんです。
知り合いのバンドの中で一番好きです。

10月5日(金)

2020年東京オリンピックは、ビジョンとして僕たちの目標としている年になっています。
目標は、2020年までに日本人のコミュニケーション能力をあげる事なんです。
外国人の方が2020年にはたくさん来るので、日本人が海外の人たちと普通にコミュニケーションがとれるよう、Tシャツを通して喋ってくれればいいなと思います。
今は、日本人のためのTシャツを作っていますが・・。
2020年以降は海外向けにも広げていきたいです。
海外展開は結成当初から考えていました。
そのチャンスが東京オリンピックだと思っています。

日本人のコミュニケーション能力を2020年にぶっつけたいんです。
東京コミュニケーションオリンピック(TCO)を目指してます。

僕たちの目的は、海外の人たちが「このTシャツなに?」って言ってくれて、そこで海外に進出しようと思っています。

デザインなんですが、どういうのを考えてるかというとまだ「白紙」です。(笑)
常日頃考えていますが、まだ何も思いつかないので逆に教えてください。
募集します(笑)

2020年には何か思いつくだろうって思ってます。
それまでは日本人向けに良いTシャツを作っていきたいです。
まずは、しゃべるTシャツの認知度をアップしていきたいです。

M.I.N.E.Oさん選曲:

Hump Back/
拝啓、少年よ

チャットモンチーなどガールズバンドが好きなんです。
ロッキンで初めて彼女たちを聞いて好きになりました。
ボーカルがかっこよかったんです。
手拍子はロックじゃね~って言って、拳をあげろっていうんです。
あれはすごいなと思いました。
曲もかっこいいロックです。



稲沼さん、M.I.N.E.Oさん1週間ありがとうございました!