ちょっと昔&つい最近リリースされた大物アーティストの
「何で、こんなアルバム出したんだろう?」と
ちょっと疑問を感じてしまうようなアルバムをご紹介。
★ロバート・ラム
ロックにブラスを取り入れたバンドとして先駆的な存在
【シカゴ】の中心人物。
「サタデー・イン・ザ・パーク」「ビギニングス」「長い夜」など
多数のヒット曲を作った人物。
そんな彼が2008年にアルバム『ザ・ボッサ・プロジェクト』は、
ジャズ、スタンダードソング、映画音楽などを全編ボサノバで演奏、歌ったもの。
ブラスロックの代表的なバンド【シカゴ】のロバート・ラムがボサノバ!?
・・・ということで
♪A Man And A Woman(男と女)
*オリジナルは映画『男と女』(1966年)フランシス・レイ作曲。
★マイク・ラヴ
ご存知、ザ・ビーチ・ボーイズの結成メンバーの一人。
(ウィルソン兄弟の従兄)
ビーチ・ボーイズでは主にヴォーカルを担当し、
多くの曲を作詞しています。
以前、坂番でも特集した『ビーチ・ボーイズ・ウィズ・
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』が発表される少し前に
リリースされたのがマイク・ラヴの音楽人生の集大成ともいうべき
2枚組アルバム『UNLEASH THE LOVE』。
Disc1には新曲、
Disc2にはビーチ・ボーイズのヒット曲のカヴァーが収められています。
このソロアルバムとしては36年ぶり、77歳のマイク・ラヴの最新作
『UNLEASH THE LOVE』から1966年に全米1位を記録した曲のカヴァーを・・。
♪グッド・ヴァイブレーション
*オリジナル楽曲では、低音域のコーラスを担当していたマイク・ラヴ。
このカヴァーver.でも同じ低音域のコーラス部分を担当。
メイン部分を歌っているのはビーチ・ボーイズの
ツアー・メンバーだったジェフリー・フォスケット。
カヴァー集なのに、
なぜマイク・ラヴがメインを歌わなかったのでしょうか?
★ポール・サイモン
1986年度の「グラミー賞」で≪最優秀アルバム賞≫を受賞した
『グレイスランド』のリミックス・アルバムが、今年6月にリリースされました。
ダンスミュージック界で高く評価されるアーティスト達が
それぞれ独自の解釈を加え、ロックの名盤としては
初の全編リミックス・アルバムとなっています。
これ、本当にポール・サイモンがOKを出したの?と思ってしまうような曲も!
♪コール・ミー・アル(グルーヴ・アルマダ)
♪グレイスランド(MK&KCライツ)
『坂崎音楽堂』後半はアメリカで「サイモンとガーファンクルの再来」
といわれている男性ギターデュオ、坂崎さんも注目している
【ザ・ミルク・カートン・キッズ(The Milk Carton Kids)】の
最新アルバム『All The Things That I Did and All The Things
That I Didn't Do』をご紹介。
今回もケネス・パッテンゲイルが、1954年製マーチンO-15を、
ジョーイ・ライアンが1951年製ギブソンJ 45を弾いています。
♪ヤンガー・イヤーズ
♪ナッシング・イズ・リアル
♪ビッグ・タイム
今作はデュオ史上、初めてバンドと共にレコーディングを行っています。
それについてメンバーのケネスは「変化が欲しかったんだ」
ジョーイは「全ての曲を僕たち2人のギターだけで演奏しなくても
いいというのは自由な気分だった」とのこと。
「ナッシング・イズ・リアル」では2人ともギターは弾かずボーカルのみ。
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次の更新はネット局すべてのOA終了後
9月3日(月)21時以降となります。
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