城下町には少しの雨が似合う。
この雨はまさに天からの演出…決して作家が河合(*雨降らし)さんだからではない。
江戸の風情を残すこの町をしっとりと濡らす雨は、
「現在」という時間の輪郭をぼやかせ、より濃く「江戸」を感じさせてくれるのだ。
今回我々がお邪魔したのは大分県南西部に位置する竹田市。
どうでしょうファンであれば『姫だるまの…』と言えば「お~っ!」となる場所です(笑)
しかし、竹田は姫だるまのみにあらず!(当たり前)
城下町の風情、水の美しさ、温泉、城跡から眺める風景の雄大さなど、
魅力を挙げていけばキリがないのです。
今回はそんな竹田市の魅力を五感いっぱいに感じる旅!
久々にタイトルも書きますか??
『五感で楽しむ、大分県竹田の旅!』
という訳で、まずは江戸時代から続く温泉へGO~!!
竹田市と由布市のちょうど間くらいでしょうか。
江戸時代から続く…と書きましたが「湯原温泉」と呼ばれていた時代まで遡ると、
なんとその歴史は8世紀半ばから続くとも言われております。まさに1000年の湯。
その歴史ある温泉の名は長湯温泉。
お邪魔したのは長湯温泉療養文化館 御前湯です。
建物の外観も内装もどことなく欧風の佇まい。
聞けばドイツのカルルスバードで温泉治療学を学んだ松尾武幸氏が、
日本でもドイツの様な温泉療養のスタイルを…と広める為にこうした佇まいになったとか。
安達「歴史はとても古いですが温泉の入湯施設として整えられたのは江戸時代です。
岡藩主である中川候の為の施設として作られたところが始まりと言われています。」
長湯温泉の歴史を教えてくれたのは、館長の安達敬一さん。
なるほど、お殿様のお湯だから“御前湯”ですか!
でも今は多くの方の憩いと癒しの温泉施設になっているわけですね。
お殿様の様な高貴な身分でなくとも大丈夫(笑)
今回は取材の為、我々も特別に家族風呂に入れて頂きました!
皆さん、当然ですが貴重な入浴シーン、聴いてくださいましたよね!?
旅の日記はこちらから
旅の動画はこちらから